もずのわくわく劇場日記 No.004


1997年12月 7日(日) 浅草ロック座ライヴ!

本日の出演

1.丹沢亜紀 2.小杉ゆうな 3.香坂ゆかり 4.寿綾乃 5.平松ケイ 6.藤森加奈子 8.川上みく
9.関西(京都)のももこ 10.矢沢ようこ 11.フィナーレ


1.丹沢亜紀

ギリシャの遺跡風のセットで始まる。舞台中央にはもう一つサブステージが出来ていて、そのサブステージの奥、かみ手側へ向かって階段が有り、立体的な舞台構成になっている。いつもの移動式ワゴンは、このサブステージの下へ、半分くらい納まるようになっていた。

そして、そのサブステージのしも手側に、いつものガラスの箱が有り、その中には香坂がすでに入っており、その姿は全裸だが、シルバーのチェーンで首のベルトから、手首のベルトへ結ばれているだけのもので、下半身の方もチェーンだけの飾りのような衣裳。しも手側の方へ向き、マネキンのようにたたずんでいる。

また、舞台中央サブステージの高い所には、小杉がデュープグリーンのギリシャ風な衣裳をまとい、切り花を一輪手に持ち、軽く踊る。すると階段の上から、丹沢がゆっくりと降りて来る。真っ白なヴィーナスの様な衣裳。小杉とからみながら踊り、箱のまわりをいとおしそうに巡り歩くが、中の香坂に反応はない。

といった所で丹沢のベットへ流れる。一曲めは赤いライトで二曲めに変わった瞬間青いライトへ切り替わる。丹沢のベットは、とても丁寧な流れで、横向きに寝そべったまま、左足を真っ直ぐ剣の様に天井へ突き立て、右足をひざから折ってポーズを作りながら進んでいった。

ワゴンが出迎えに来ており、その上に立ちながらサービスカット。そのまま引っ込むのかと思ったが、さにあらず。そのまま居残って、第二景へ引き継ぐと、先程の箱と小杉がいて、箱に近ずこうとする丹沢を、追い払い丹沢は悔しさを残しながらも退場。

2.小杉ゆうな

丹沢を追い払った小杉は、箱の中の香坂を口説く様に踊る。ここで今まで着ていた衣裳を後ろ向きに脱ぎ、かみ手側からもも子と寿が赤い布を、幕を張るようにするすると小走りに広げる。

すると小杉は、広げられた赤い布の中央へ立ち、両手を上へ上げると、布の両端を持っていたもも子と寿が二人で小杉のまわりを走りながら、その布を巻き付け、うまくドレスに仕立てあげた。

そこから小杉のベットになる。小杉のイメージは、「やせっぽちの小猫」 ふところに入れて守ってあげないと… そんな風に見える。痩身のボディーに大き目の胸の膨らみが二つ。先程の丹沢の芸術的なボディーとは対照的だが、二人とも美しい… 以前川崎で小杉とはお目にかかっており、恥ずかしながらポラもしっかり撮っていた私だが、今回ロック座でどんなステージを展開してくれるのだろうと期待していた。

さてさて、前の時はかなり自慰的行為の様な激しい舞台だったので、どうするのだろうか… しかし、今回のベットも基本的には同じ事をやっているのだが、前とちがって変ないやらしさが押さえられていて、「美」 の方向へ向いていた様な気がする。と良い印象のうちにベットも終わり、本舞台へ帰って来て居残り。

幕が開くと、箱の中で香坂と丹沢が抱きしめあっていた。そして小杉の目の当たりで二人はお互いをまさぐりあい、愛し合う。このシーンがすごく迫真に迫っており、刺激が強い!私はとても好きなシーンだった。

ついでに、香坂は背が高く「タチ」、丹沢の方が「ネコ」。でしょうなぁ(卑猥な笑い) その一部始終を見せられた小杉は激怒し、箱の中の丹沢をひきずり出し、しも手側で突き飛ばす! このシーンの二回目の時、突き飛ばす振りなのに、マジに小杉が丹沢を突き飛ばしてしまい、丹沢は舞台にドテ!と倒れた。それを見ていた小杉があわてて「ごめ〜ん!」と言って助け起こそうとしたが、丹沢は、笑いながらスクッ!と立ち、すぐに踊りに復帰しようとしたが、何と靴が脱げてしまっていて、履けないまま手に持ち、階段の上へ登って行ってお客の眼が小杉へパン! してからこっそりと履いていた。ハプニングの巻き!

3.香坂ゆかり

小杉と丹沢がひっ込むと、ワゴンの上に箱が載っていて、その中に香坂が入ったまま、花道を盆へ進む。花道の途中で止まり、ようやく香坂が箱から出る。背が高く手足がながくてとてもセクシーな人だ。手先・指先を見て欲しい。ちまたで「しらうおのような指」と良く言うが、それは香坂のためにある言葉かも知れない。ほんとに美しい。ベットでは、特に変わった事もしてはいないが、うっとりと見つめてしまった。

4.寿綾乃

ことぶきあやの…茶髪…まぁいいかぁ。透けてみえるスクリーンが全体に下りていて、そこにヨーロッパの裏通りの街並みの絵が書いてある。それに気を取られていると、その後ろでは、寿がドレスで横たわっており、それを立って平松と藤井がSMの黒のレザーの衣裳で手にはムチを持ち、傷め付ける。寿は悲鳴を上げながらも暴行を加えられる。のた打ち回る寿。攻め続ける平松。ムチで打つ!打つ!そして、打つ!どうしてそこまで…と思わせるほどに責めまくる。

藤森が寿の服を乱暴に脱がす。そして責める…やがて、責めるのにも飽きたのか二人はしも手へと退き上げる。その二人をよつんばいになって追う様に手をさしのべる寿。

赤い布が折りたたんで舞台装置の間へ挟んであり、それを差し伸べていた手ですっと引っ張り出し、これもまた布の角と角を合わせ三角に折り、それを手に持ち、おしりの方から胸の方へ交差させて、さらにそれを首の後ろで縛ると、ちょっとしたドレスが出来上がった。

そしてベットへと展開する。この人は顔の表情が良かった。感情移入が強く、中々やる気のある所を見せてくれる。この雰囲気はどっかで感じた事があるなぁ…と思い出すと、ちょっと瀬能優の舞台に感じが似ていると思った。優雅な手の動きと言い、語り掛けるような視線攻撃と言い、引き込まれるものがある。好演だった。

5.平松ケイ

人魚のステージ。矢沢、川上、小杉、外人A、外人B、そして中央に平松。みんなブロンドの長い髪を一本に編んでいるカツラをつけている。衣裳はシルバーのスパンコールで光っている超ロングのタイトスカートと思えば良い。本当に絵本の中から抜け出て来た様な人魚に仕上がっていた。平松だけが、カツラをつけず、衣裳もみんなのとは違い、シルバーメタリックのもの。

曲は良く使っている曲だが、チームダンシィングはなかなかカッコよかった。その後、バラードが流れ、小杉と矢沢が平松の着替えを後ろの方で手伝っている間、他の人達が軽く踊りながら場をつなぐ。

用意が整った後、平松が小杉と矢沢を両脇に従えてワゴンの上で踊る。そして平松のベットイン。浅野ゆう子を思わせる美人。特に髪が長く、腰のあたりまであり、人魚のイメージにはピッタリだった。

★中休憩 ★

6.藤森加奈子

舞台中央、二段重ねの台の上に、二本のレバーと一個の車のヘッドレストが装備されたあれは宇宙船のつもりなのだろうか…その上に藤森が銀のヘルメットをつけ、両手をレバーへかけ、尻をヘッドレストの上へ置き、バイクにまたがっているような格好だ。

私は最初、そのレバーの上で、アクロバットでも見せてくれるのかな?と期待していたが、何をする訳でもなかった。残念…

とても人柄の良い人なんだろう…と言うのは良く伝わって来たのだが今後に期待したい。

7.フォーリナー(仮名)

外人Aは、セーターの様な名前。外人Bは、お金が○○○ん、もしくは、セクシーな女から、カモン!なんて誘われると私は○○○ん!答えの分からない人は、メールをくれ。

外人Aは、身長のわりに顔が小さくて、まるで蝋人形の様に、目鼻立ちがくっきりしている。ロビーに貼ってあった写真では、ブロンドのロングヘアーだったが、今日は短くカットされていた。また、どうした事か、女性の大切な部分に、二つもピアスがして有り、あれま!どうやって穴あけたんだろう…と観察してしまった。

そして、外人Bはアメリカ人の普通の農場の主婦?と言った感じで、別に美人でもブスでもなく、おおざっぱな感じの人。

8.川上みく

クリスマスパーティーの出し物。矢沢、藤森、平松、香坂、ももこ、小杉達が、ラメラメのワンピースの服で、クリスマスパーティーを繰り広げる。しも手からワゴンにクリスマスケーキや、シャンパンボトル、グラスなどを持ち出し、階段の上から川上が両手を上に上げ、ポーズを作りながら下りて来る。

少女の様な赤と白の小さなチェック柄をベースに、裾まわりは白いムートンの様な縁取りに、胸の所にはピンクのバラの花が幾つも付いていて、それをやはりムートンで囲んでいる。ズボン等ははいておらず、ちょうど、男物のパジャマの上を女の人が着ると、短めのワンピースの様になるがそんな感じ。

とても小柄な川上だが、熱演している。顔の表情もとても明るく「私を見て!」ではなく、「私と一緒に踊りましょうよ!」と言うかの様で、とても好感が持てるし、いじらしくさえ感じる。

盆へ行き、ベットを始めてから、白のスキャンティーを脱ぐと、左足首にゆっくりと結び始める。お客もそのままそれを見つめたまま出来上がるのを待っている。開脚したまま足を右へ左へと切れ味良くさばく。なかなか小気味良く、舞台を盛り上げてくれた。

また、一回目のステージがうまく決まったためか、ファンの声援がうれしかったのか、すべての演技が終わり、幕の前で手を振りながら、クリクリっとした可愛い眼に涙をいっぱいためて、引っ込んでいった。私が居た席からは、良く見えたので「かわいいー!」と感じたが、引っ込んで行った彼女は、舞台袖の奥で、誰に言ったのか分からないが、「ありがとうございましたー!」と言っている声が、聞こえて来た。最後の最後まで、好感の持てる彼女だった。

9.関西(京都)のももこ

舞台は180度変わった。暗い中にピンスポが当り、浅黄色のチャイナドレスに羽の扇子を両手に持ち、激しい曲で扇子を振り回しながら、物凄い勢いで踊りまくる。しも手側の鉄パイプが何本か立っている間で、チャイナドレスを忙しく脱ぎ捨て、黒をベースにしたレオタードの様な衣裳に、銀のチェーンが魚のうろこ状に施されているものそして網タイツで、激舞する。

そして、またもやその衣裳もホンとに忙しく脱ぎ捨て、羽の扇子を激しく振りまわす。見ているお客もあっけに取られている。会場から「ももちゃ〜ん!」の掛け声がかかった。

すると曲が、長谷川平蔵に替り、あんな曲で一体どうやって踊るのだろう?と思っていると、うまい…すごい… しっとりと女の憂いを発散させ、パイプに背中から寄りかかると、首をかしげ、やはりパイプにつける。その瞳は遠くを見ていた。そのまますーっと静かに身体をパイプに沿って滑らせ、しゃがむ。すごくスローなテンポで、じれったい程に動きが無いのだが、胸にはジンジン悲しい気持ちが伝わって来る。

和物ではないが、まるで和物を見ている様な不思議なステージだ。この人は和物を演じても泣かせてくれる事は間違いないだろう。とにかく、絶え間無くお客の心を揺さ振り続けてくれる。

曲が変わり、ちょっとドドンパ調のリズムの曲。本舞台中央でちょうどおばあさんが腰を曲げているような格好で、後ろを向き、羽の扇子でお尻と顔を隠し、それを小刻みに振っている。正面の方から見ていた方は見えなかったと思うが、そのポーズをしている間じゅう、彼女はしも手側の袖の幕の後ろに居た人に恥ずかしさを隠すように、おチャラけた笑い顔をして、何かしゃべっていた。

その後にベットへ入る。これがまた、すごく良い!今まで盆の上で束ねた髪を解く人は数々あったが、ももこは「かんざし」といってもいいのかな?一本を手に持ち、一本を口にくわえ、緩やかな曲に乗せて、ゆっくりとゆっくりと、長い髪を後ろ手に巻き、手に持っていたかんざしを真上から髪に差した後、それを倒し、右から左へと静かに差し込む。左手は髪に添えたまま、今度は口にくわえた方のかんざしを手にとり、やはり真上から髪に差すとそれを倒し、左から右へすーっと、差し込んで行く。そして、両手を離すと、もうしっかりと結われている。

彼女の髪結いショー?のあいだじゅう、お客の誰もが一人として口を聞かず、ただ黙ったまま彼女に視線を注いでいた。私の席からは、彼女の表情が良く見えなかったのが、とても残念でならない…

それが終わると余韻の消えぬまま、しっとりとした美しいベットの演技がはじまった。本当にこの会場だけ、別の世界に入ってしまったような感覚だ。うっとりと見ていると、蘭錦か黒須麻里ばりのブリッジを披露する。見事だ!何も言えん…柔らかく後ろへブリッジしたまま、手を床から放し、さまようような手の踊りを繰り広げ出す。滑らかな動きだ!

そのうちに何か挙動がおかしくなる。何だろう?と思っていると、再び両手を床につけると、右足を天井へ向け、真っ直ぐに伸ばす。すると、何かタイミングをはかるように、いち、にっ、さん!と身体を揺らすと、何と左足も天井へ向け、真っ直ぐに伸ばした!いわゆる「倒立」と言う奴だ。 こんなの初めて見た!三、四秒程倒立し、ゆっくりと右足からブリッジしている(後ろ)側へ静かに着地した。

会場内からいっせいに大きな拍手と歓声が湧き起こった。それなのに当の彼女は、ちょっと照れる様な笑顔をしただけだった。私は唸るしかなかった。あれほどの舞台を演じておきながら、少しもおごったり、高ぶったりする事はみじんも無く謙虚な人だ。また、二回目のステージが終わる時に、お客から大量のプレゼントをもらい、早く引っ込まなくては、次のプログラムが始まってしまうのに、暗転している中で一生懸命にプレゼントをかき集めていたが、さすがに次の曲がかかりそうになってきた所で、「ちよっと待ってくれー!」と叫んでいた。(笑)

それが私の真ん前での出来事だった。

10.矢沢ようこ

ギルガメに出てる人だそうな。私はしばらく見ていないので良く知らない。今回トリをとっているが、「ももこ」の後では少し、辛いかもしれない。真っ白なドレスに、冠型の髪飾り。手には花瓶?いや、水差しを持って登場。藤森、平松、川上、丹沢、寿、外人AとB達で、チームダンシィング。その中から矢沢が抜け出てベット。とても可愛い感じのする人。お客への対応もなかなか丁寧で好感が持てる。とりたてて、ここが良い!と言うものも無いが、一生懸命頑張っているのは良く伝わって来る。

10.フィナーレ

先月の曲とは変わって、アクティブな曲。踊り子さん達もとても乗りが良く楽しいフィナーレとなったのだが、矢沢ようこの特別製のステンレスかな?のフロントフォックのブラが外れてしまい、胸を露出したままで踊る。

本人も、何とかフォックをかけようと踊りながらためそうとしていたが、振り付けが忙しくちょっとあきらめていた。しかし、動揺は隠せなく、時々後ろを振り返り、自分の右手奥にいる丹沢に「どうしよう…」と言いたげに視線を送るのだが、丹沢は小杉と一緒になってケラケラと笑っているだけで、助けようともしない。(笑い)

フォックが外れてたまま、結局最後まで踊っていた。お客さん達には、ちょっとお得な矢沢からのクリスマスプレゼントになったかもしれない。(一回目のステージの話)

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