もずのわくわく劇場日記 No.12

1998年 3月29日(日) シアターラブーム

シアターラブームに乙姫様を見た! [日記編]



九時三十分ちょうど、日の出町駅へ着いた。自動改札を抜けて、駅前広場へ出ると、私はカバンから「シアターラブーム案内」を取り出した。案内とは言っても「げんさんの劇場案内」をプリントアウトしたものだ。これは良い!事細かく、まさに痒い所に手が届く。これさえあれば何処の劇場へ行くのも恐くない! たいしたものだ。と、感心しながら左へ歩いて行った。すると、探すよりも早く「シアターラブーム」が見えてしまった。近いじゃん!

ここはタイムテーブルが、ロック系の劇場よりも早いので、いつもより30分繰り上げて家を出てきたのだった。10時30分会場。ただ今9時35分。約一時間待ち… それにしても、行列が無いようだ。店先には、キャタツやら、ゴムホースやらが散らばっている。うーん、今日も劇場一番乗り! と喜んでばかりはいられない。ここも行列の出来ない劇場のようだ、だとすると、会場時間の10時半まで、何処かで時間を潰さなくてはならない…

とりあえず、道を渡ってローソンへ入り、買い物をし、本の立ち読みをし、他の客がいなくなったので、出てきた。時刻は10時になった。ボチボチ劇場のまわりに人が集まってきたろうか。と戻って見たが、誰もいない。「こりゃ、またしてもやってもうたぁ!」になるのだろうか。そんな事を思いながら、交差点で信号待ちをする振りをして、人波に紛れている。

こんなに人通りの多いところで、突っ立っていてもしょうがないので、駐車場がある方へ歩いて行った。そこに100円で買える自販機を発見したからだ。別に何を飲みたいって訳でもなかったが、100円だからね。サンタマルタのコーヒーを買い、それを喉に流し込みながら、キャビン(タバコ) に火をつける。10時10分。

5、6本吸っただろうか。まったく、時間が減らない。ふと! 髭を剃って来るのを忘れた事に気が付く。カバンからシェーバーを取り出し、路上で髭を剃る。(なんでこんなもん持ってるんだ?) もちろん人通りが途切れた時を見計らっての話しだ。こんな事書いていても仕方ないので、中略!

さて、10時半。劇場へ戻る。しかし… 会場時間だと言うのに、誰もいない。あ〜れぇ〜 今日は劇場休みなのかなぁ… と言う疑念を抱く。とにかく窓口へ行ってみた。従業員さんの様な人がいたので、まだ始まんないのですか? と聞いた。その人は、「あっ、お客さん?そう、ちよっと待ってて、今始めるから。」おいおいおい、何だここは…?

なるほどすぐに中へ入れてくれた。それにしても、半券切りながら紙コップにコーヒーを注いでくれるのは良いが、ロビーが無いと従業員さんも忙しいねぇ。取りあえず、場内へ入った。

ほほぅ、コンパクトだが新しいし良い劇場だ。銀の長椅子が、盆のかたちに沿って並んでいるのは、見やすくて良いだろう。さて、何処に座ろうか。私は柱を見つけなくてはならなかったのだ。

「柱の陰から応援してね!」と言われていたのだが… おぉっ!あった、あった! 盆向かって左、二列目の一番左端! ここなら条件にぴったりだ! そんな訳の分からない事を考えながら、席についた。私の他には… と辺りを見回すと、おじさんが3人だった。

11時30分、十五人くらいしか客がいないが、ステージは始まった。

では、レポートはここです。