もずのわくわく劇場日記 No.27


1999年 9月19日(日) 浅草ロック座

浅草ロック座特集 観劇日記完結編
細井架奈美・吉井美希・橘美希・小林里穂・白石千鶴・桜澤まみ


【月刊・架奈美ファン 創刊 】

この度、「月刊・架奈美ファン」なるものを発刊する事になりました。これは元々どう言う訳か、わたくし「DIM」の観劇日記を読むのが楽しみの一つと言う、「細井架奈美」向けに始めた物です。 皆さんもご存知とは思いますが、「細井架奈美のWonderful world」と言うHPがありましたが、今年8月に卑劣なネットストーカーによる攻撃により、不本意ながら閉館に負い込まれてしまいました。

その事により「細井架奈美 嬢」は、DIM元管理人の観劇日記を読むことが出来なくなってしまい、楽しみの一つを奪われてしまいました。そこで私はメールで観劇日記を書き、「DIM通信」 として架奈美ちゃんに送信したのですが、「細井架奈美」嬢は名称を「月刊・架奈美」にしてしまいました。(・o・)で、「そんならそれでもいいか・・・」と言う事で、どうせなら架奈美ちゃんのHPも無くなっちゃったし・・・ほったらかしになってしまった「架奈美ファン」の人達にも、読んでもらおうかと思い、この度の発刊となった訳です。

ですから、このメールマガジンは「細井架奈美 公認」と言うことですし、編集長としてDIMが架奈美ちゃんから任命されました。ただ私自身、このようなスタイルは手探り状態なもので、この先一体どのようになって行くものか分かりませんが、細く長く続けて行きたいと思っています。と、思ったのもつかの間・・・「月刊・架奈美ファン」は、事情により今回で最終号となります。

みんな怒るだよなァ〜・・・でも仕方がありませんm(__)m
ごめなんなさいです・・・ 最後のDIMより。

【 浅草ロック座9月公演 】

さてさて、今回の架奈美ちゃんのステージは如何なるものに !
9月19日(日)のDIMの観劇日記よりお楽しみください。

【天候快晴 DIMお腹の具合悪し・・・ 】

今日も今日とて目覚めは良い。だがしかし、腹の調子が良くない・・・まっ !気にしない。って事で電車に乗り込みいつもの様にam9:30 にはロック座へ到着。「おや ? 今日は行列出来てないなぁ〜」なんと前から3番目だった。私はカバンからおもむろにポッカの缶コーヒー「ガディ」を取り出した。ここへ来る途中に自販機で買っておいた物だ。 知っての通り「ガディ」は架奈美ちゃんが大好きなコーヒーだ。「うまいっ!」 いやが上にも気持ちが高まって行く。 ロック座の階段に腰を下ろし、毎度の如く従業員さん達の開館準備の作業を見ていた。

どれほどの時が過ぎたのかと時計を覗き込むと、10時を回っていた。もうしばらくするとスッピンの架奈美ちゃんが楽屋入りのためにこの階段を馴れた足取りで登ってくるはずだ。 そしていつもの様に「おはよっ !」と朝の挨拶を交わすのが私の楽しみの一つなのだった。

ところがだ、今日はこんな時に腹の具合が悪いために、トイレへ行きたくなってしまった。ちょっとばかし落ち着いていられる状態では無いようだ。 私はカバンを階段に置き去りにし、ハス向かいのゲームセンターへ小走りに走る。わき目も振らずにトイレへと進入し、事無きを得る。(ー。ー;) フゥ〜

ようやく落ち着いた所で壁にある張り紙に気が付いた。 「当店のトイレはお客様専用で・・・」そっか ! 遊べば問題無い訳ね (^。^) と言う事であたりを見まわすと「UFOキャッチャー」 があるではないか、私は通常ゲームはやらないタチなのだが・・・「おっ ! もしかしたらあの人形取れるかも〜♪」と百円投入。 ドキドキしながらボタンの操作をし、アームの行く末を見守る。

ゆっくりとした動きで二本のツメが人形(ゴン太くん)のわき腹へ・・・頼りなくゴン太くんをつかみ上げ、そのまま搬出口へと、完璧に運んでくれたのだった思わず私はガッツポーズをとってしまう (子供みたい・・・) 「なぁ〜んだぁ〜♪オレってもしかしたら天才なんじゃないのォ〜」と、みょうに自信を持ってしまう。

ついでに架奈美ちゃんにもミニーかミッキーの人形でも、おみあげにゲット !して行こうか (^○^) と調子に乗り、別のマシンへコインを投入するが・・・「あれっ ? ありっ ? ウッソーッ ? あちゃぁ・・・ (T_T) 」 6百円もスッた・・・

ふと、「私は一体こんな所で何をしているんだ ?」と我に返り、時計を見るといつも架奈美ちゃんが、楽屋入りする時間を少し過ぎてしまった。まずい・・・そう思いながらもロック座の階段の定位置へ戻ったのだが、どうやら私がゲームと格闘している間にすれ違いになってしまったようで、今日は会えず終いになってしまった。ッて言うか、私は何をしに劇場へ行っているのだろう ?

【 イス取りゲーム 】

今日は列の前から3番目だし、いつもの「Myシート」をゲットするのも容易だろうと入場料を支払い中へ入っていった。すると・・・「ありゃぁ !」先頭に並んでいたおじさんが私の席に (別に決まっている訳ではない) が、荷物を置いてしまったではないか ! 仕方なく別の席を取得することにした。

あれこれ考えたあげく、やっぱし・・・あの場所しかないでしょう (^_-)-☆

と、グレイトな席を確保した。(なんじゃそりゃ ?) 何はともあれ一安心。さて、コーヒーサービスのコーヒーでも飲んで、しばらくしたらカレーでも食べてくるかっ ! 

【開演】

場内暗くなって例の如く「吉井美希」さんのアナウンスが流れ始める。
「〜9人のエンジェルによる華麗なショーを・・・」って言うか、私が食べたのは「ビーフカレー」 と自分でボケを入れ、「違うって !」 とさらに自分自身で突っ込みを入れる・・・さて、幕がいよいよ開く。

幕が開く前、場内が暗転しているうちに、ステージのバックスクリーン辺りからライトが照射されるので、準備している踊り子達の様子が、シルエットになって見ることが出来る。それぞれに冗談交じりの私語を交わしながら、踊子達はシモテの床に寝そべり、あるいは座り、ポジションに付く。

どうやら幕の下の隙間からわずかに見えるブーツのかかと、そしてシルエットの頭の輪郭から私には細井架奈美の姿を判別する事が出来る。そして今、細井架奈美がどんな表情でオープニングを迎え様としているのかも・・・

【 第一景 】

川口真湖さんに替わり、今日は小林里穂さんの景。共演者は細井架奈美・橘美希・小林愛美・桜澤まみ・白石千鶴。そして細井架奈美は、シモテの端の方で、右のひざを立て、左足を伸ばし床に座った状態で上半身は後ろへのけ反らしている。顔も天を仰ぐようにしてお済まし顔だ。

緊張感のある音楽に合わせて、それぞれの踊子達は舞台に散らばって行く黒くてひざ上まであるブーツカバー、黒いエナメルのベルト状の衣装が、踊子達の素肌に食い込むように、身体に巻き付いている。その圧迫から逃れ様とするかのような白い乳房が柔らかくこぼれている。舞台の一段上の円筒形の透明な筒の中では、小林里穂がイスの上で一人踊っている。 

一方、細井架奈美はチームのラインの中で完璧なダンスを繰り広げている。動きの適確さ、リズム感、表現力、凛々しい顔の表情。どれを取っても見事なまでに洗練されていた。

【 第五景 】

ここは細井架奈美のメインの景。 共演者は吉井美希・橘美希・小林里穂・フォーリナー。 本舞台一段上の中央辺りで一塊になって皆バックスクリーンの方を向いている。 全員が玉虫色をしたベストにミニスカート、裸足で足首に同じ玉虫色のバンドを巻き、それには鈴がついており、動くとチャリチャリと音がして可愛い。また、頭にもそれぞれ玉虫色に似せた羽根の冠。出し物のモチーフは「インディアン」である。

元気良くはじけ飛ぶ様に細井架奈美が一人飛び出してくる。羽根の冠を付けている顔にはいつもの柔らかさがあふれている。足につけている鈴のチャリチャリとした音が耳に心地よい。身のこなしがとても軽い。そのまま飛びはねるとピーターパンのように宙に舞ってしまいそうだ。

手拍子が高くこだまする中、架奈美が一人舞台中央でソロを取る。素足の動きが愛らしい。細く長い腕がビュッ ! と音を立てるかの様に、空気を引き裂く。 そしてチームの流れに戻り、カミテ側の階段にいる吉井に指を差し、誰かを呼べと言う指図をする。 吉井は言われるままに、階段を登り、カミテ側奥に消え、オリビア扮するジェロニモ風の酋長を連れて来た。

床まで垂れ下がるような長く白い羽根の冠は、インディアンの酋長の権威と誇りの象徴だ。手早い振り付けのインディアン達とは違い、ゆっくりとした動きの少ないダンスで酋長はシモテ側に立ち、第一のドラマは終わる。

架奈美はその後、階段登り衣装を着替え銀のハイヒールを持ち出し、客の見ている前でそれを履く。 準備が調った所で二曲目のBGMに合わせて、移動式のワゴンに立ち、軽く腰を揺らして前盆へ拍手の中、客席を見渡すようにスライドして行った。

架奈美ベットの入口で、白い羽のロングショールの片方を、客席に投げそのもう一方を自分で持ち、長い両足の真中から引き抜く場面がある。その場面で細井架奈美がショールを投げる場所が、毎回決まっている。そう、それが今日私がゲット ! した席なのだった。

一回目のステージ、架奈美はショールを投げ込む前に、私の顔と位置をそれとなく確認して、「それっ !」と投げたが、残念ながら思った所へ飛ばず、私は取り損ねた。そして2回目のステージ、やはり上手く行かず。さらに3回目のステージ。ようやく私の目の前にちゃんと飛んできたので、私は両手で上手く受け止める事が出来た。そしてほんの一瞬の綱引き。

細井架奈美とのささやかなコミニュケーション♪ 声を立てて大笑いする架奈美嬢。(^○^) なんて楽しいひとときだろう。サラサラサラ・・・と感触の良い手触りを手の中に残しながら、羽根のショールは架奈美の股間を経由して持ち主の手元に引き戻されて行った・・・

完結 ! 

【 あとがき 】

いつもながら浅草ロック座では素適なショーが繰り広げられているが、9月の公演は私にとってかつて無い程、楽しいものとなった。

それは細井架奈美嬢を筆頭に、白石千鶴嬢、桜澤まみ嬢、他の皆さんが夢うつつの如きファンタジックな世界へ誘ってくれたからだった。

特に、白石千鶴 嬢においては、26日の私自身の楽日・最終回に、楽しかった記念に握手をして頂いた。だがその際、軽く握手してもらって手を離そうとしたが、何故か手が離れない ! 「なんで ? 」と思ったらば、白石千鶴 嬢が私の手をずっと握り締めたままだったのだ。

私は「あれまぁっ !」と、あっけに取られどうしたら良いのか分からずにうろたえていた。ベット中のお盆は回転している・・・手は離れない・・・私は席に着く事も出来ず、大衆の注目を一身に集めながら、花道の所まで白石千鶴さんに手をつながれたまま、歩いて行くことになってしまった・・・嬉しいけど、とても恥かしくて赤面してしまった。

ようやく手が離れた後、白石千鶴 嬢は、それは大笑いしながらステージを続けていた。いやぁ・・・最後の最後になって、ベット中の白石千鶴 嬢にいつもチョッカイ出していた私に、可愛らしい仕返しをされてしまった。

まいったねこれには・・・やっぱり踊子さんには、かなわないや・・・ (^^ゞ