もずのわくわく劇場日記 No.16 SPECIAL !


2001/07/08(日) DX 歌舞伎町

  ★ 渡辺理緒 夏のSPECIAL レポート

「 YE KE YE KE 」より



YE KE YE KE〜♪ その一  ここは前人未到の南洋の孤島・・・
  地図にもまだ載っていないパラダイス。そのジャングルの奥
  深く、今まさにNatives (ネイティブ・原住民) 達のサマー
  フェスティバルが始まったところなのだ。

  ネイティブ達は神への貢物を供えた祭壇を前に、YE KE YE KE
  の賛歌を声高らかに歌いながら手を叩き、タンバリンを打ち鳴
  らし輪になって踊り始めた。するとその踊りの輪の中心に渡辺
  理緒が風の様に現れると、みなの興奮は一気に高まった。
  
   YE KE YE KE 〜♪ YE KE YE KE 〜♪

小柄な体に黒い羽の衣装をまとい、身軽なステップは軽やかに
宙を泳ぎネイティブ達はその渡辺理緒を中心にトランス状態に
陥るが如くだ。きっとこの渡辺理緒こそ聖なる神に仕える汚れ
なき「巫女」なのだろう。


YE KE YE KE〜♪ その二南国の強い日差しは木々の間から光りと影のスポットをあて、巫女
である渡辺理緒の姿を映し出し、渡辺理緒もまた、一心不乱にその
光りと影の中で踊り始める・・・

左右に体をくねらせ、腕を片方ずつしならせて交互に羽ばたくよう
に踊る様は、まるで空から舞い降りた一羽の意味ありげな神の使い
の鳥のようだ。鳴り響く 「YE KE YE KE」 の賛歌のブレイクで照ら
し出された渡辺理緒のシルエットが美しい。

身軽にステップしてジャンプ ! 腰を落として前かがみのまま二回
ゆっくりターン。渡辺理緒がまぶしい陽差しをさえぎるように私に
近づいて来る・・・ 羽の冠をかぶった顔は熱く上気しているが、
涼やかな目元は水晶のような清らかで、見つめるとあたかも吸い込
まれてしまう不思議な輝きがあった。

渡辺理緒はわずかに助走を付けて左腕をまっすぐ上へ伸ばし、右腕は水平に横へ広げ、左右の足を軽やかに前後に大きく伸ばし高くジャンプする。一番前までたどり着くと、その勢いのまま上半身を回しながら、崩れるように腰を着けてすばやく座り、半身に構えて右腕を肩の高さで前へ、左腕をやはり肩の高さで後ろへ引き、肘を曲げ、顔を正面に向けて微笑を浮かべるのだった・・・


YE KE YE KE〜♪ その三  ネイティブ達の真夏の祭典は、夜になっても続いていた・・・

  トランス状態のまま夜を迎えると、かがり火の揺らめく炎の灯り
  の中、次のステップへと進んで行く。いずこともなく流れる重い
  響き。地鳴りだろうか・・ほだつ地面に座り込んでいる渡辺理緒
  に不可解な変化が現れた。のしかかるような圧迫感のある空気が
  渡辺理緒を襲う。

  うぅ・・と顔の表情を歪め、両手で耳をふさぎながら意識を朦朧
  (もうろう)とさせながら、身もだえしはじめた。ネイティブ達の
  神への「祈り」が天に届いたのか ? 憑依現象 ? そうなのか ?
だとするとやはり渡辺理緒は神とネイティブ達を結び付ける使命を担う巫女なのだろう・・・

渡辺理緒は苦しげに地を這い回る・・・次々と興奮しきって意識を失い、倒れて行くネイティブ達の中をすり抜け、立ち上ると渡辺理緒は着飾っている金と黒の衣装を最初に脱ぎ放り投げると短く踊り、よろよろとした足取りで右に流れて行き倒れ込む。

そして左の二の腕に着けていた羽根の腕輪を取り去りながら、羽の冠をも取払うと立ち上がり、
羽の着いた衣装だけになり、森の木立に手をついて寄りかかり、すっと左足を軸に身をひるがえ
しながら右足を高く上げ、更に短く羽ばたくように踊りながら最後に残っていた羽の衣装を脱ぎ
捨てて行く・・・そして左手に流れて行って、ひときわ太い御神木に身を寄せると、その根元に
熱い吐息を吐き、白い裸身をかがり火のあかりにさらしながら、神を迎え入れるべく、身も心も
清め、みそぎ、その準備をするのであった・・・
 

大地の脈々とした鼓動のリズムが辺りに響く中、儀式はつづくYE KE YE KE〜♪ その四

御神木の陰から聖なる白いクロスを右手に取り出し、それを右肩に
無造作に背負い、左手に靴や装飾品の入った籠をなどを持って広場
の真中へ歩いて行く。そしてその場に座り込みながら、きらびやか
なネックレスを取りだして広げ、ゆっくりとつける。

次にイヤリングをつけると聖なる白いクロスを手に持ち、体の正面
に両手で広げそのまま立ち上ると、ぱっ ! とクロスをひるがえし
背中を向け胸の上で体に巻き付け端を縛った。

すると続けて靴を履き、クロスの両裾を持って鳥が羽を広げるよう
にして歩きながら神への祭壇へと向かう。そして横向きにしゃがみ
込み、祈るように神へ捧げる舞いを始めると祭壇がゆっくりと回り
始めるのだった・・・

天を仰ぐ様に両手を捧げ、髪をかきあげる。亜熱帯の夜風がメロディーをかなで、渡辺理緒の体をくすぐるように吹き抜ける。青い月の光が夜の闇を明るく照らし渡辺理緒を包み込む。


YE KE YE KE〜♪ その五  そんな月明かりの下、体を揺らめかせている渡辺理緒は聖なる
  クロスの結び目をほどき、再びその素肌を惜しげも無くさらし、
  斜めに体をよじりながら横たわり、身も心も母なる大地とそこを
  自由自在に吹き抜ける風、そしてそれらを天から照らし出す月。

  まさに神へ尊敬と畏怖の念を抱きながら徐々に神と感応していく
  のだろうさらに身をよじり、少し体を起こした所で足をまっすぐ
  に伸ばして上げ、愛撫するように足首からじっくりと手を滑らし
  足を下ろすと上半身を起こして前後に開脚する。
  そして両腕をまっすぐ頭の上へ伸ばしてからゆっくりと胸元へ
  降ろしながら狂おしくたおやかな乳房を揉みしだく。

恍惚とした表情の渡辺理緒は、その身をこごめて後ろへくるり ! と一回転。 膝で立つと聖なるクロスを再び手に広げるように持ち背中から羽織り、両手をついて一度深く背中を反らせながら横向きに寝そべって仰向けになり、両膝を折り曲げてそのまま手をつかずにブリッジしながら立ちあがった。 神との融合もそれを以って絶頂に達したのだろう・・・ 

そして聖なるクロスを両手で背中越しに広げ、それをひるがえして背を向け、鳥が羽ばたくように揺らしながら広場へとまっすぐ歩いて行き、たどり着くと横向きに真っ直ぐ立ち、両腕を頭上に伸ばしてヒジを前に直角に折り曲げて、そのまま背中と頭をじっくりと反らせたところで青い月は雲の中へと消え、母なる大地は暗闇につつまれた・・・



〜SPECIAL THANKS〜

もずより一言

今回のレポートを書くに当たり、渡辺理緒さんのご協力により、ステージの写真を使わせて
頂きました。 そして私としては「念願 ! 」の画像入りレポートを作る事が出来ました。
こう言う写真集か雑誌のグラビアの特集記事みたいな物を一度で良いからやって見たかった
んです ! ホントに理緒さん、ありがとうございました♪

ですから私なりに真夏のスペシャルレポートと言う事で、全身全霊を込めて企画・製作させ
て頂きました。この出し物は夏限定のものだそうで、渡辺理緒さんのステージをまだ見た事
のない方でも必ずや渡辺理緒さんの美しく華麗なステージを感じて頂けるのではないかと思
います。

とにかく理緒さんのステージは素敵です♪機会がありましたら是非とも劇場でご覧下さい !
それと、私の書くレポートはあくまでも私「もず」の視点ですから、必ずしもストーリー等
踊り子さんの意図したイメージと一致するとは限りません。蛇足ですが念のため(^。-)-☆

参考・・・ 「渡辺理緒 HP」

BGM MIDI 製作・・・もず

この曲の楽譜は手に入らなかったので耳コピーの、もずによるオリジナルアレンジ。
元々何語で歌っている曲なのか分からないし、メロディー難しくて聞き取りにくいので
イントロ・サビ・間奏・エンディングの部分をつなぎ合わせて曲の雰囲気だけでも・・・
と思って作りました。でもやっぱ無理があるか・・・(苦笑)



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