もずのわくわく劇場日記 No.42


2002年 6月 1日 (土) 新宿ニューアート

「SNAシリーズ Vol.3 」

渡辺理緒ショーの感想文 編  

[それにしても恐るべし渡辺理緒さん・・・]

「六月の花嫁」については、リオさんから事前に、とてもマニアックな出し物なの。ウエディングドレスと手錠がキーワードで、道後の3日間だけであれは「お終り」にするはずだったって言うのは、使ってる曲が他の踊り子さんも使っている人が多いからだと私は個人的に聞いていた。

そう聞いて「マニアック・・・ ムフフ♪」と自分一人で何故か異常に興奮して、見るのがとても楽しみだった。で、実際に見るまで「花嫁」と、「手錠」って言うのは、どんな風に接点があるのだろう ? と色々想像していて、レポート用にフリー素材サイトから何かそれらしいサンプル画像は無いだろうかと、探し回って前回のレポート ? に使ったサンプル画像を用意してあったのだ。

やはり文字だけのレポートより、挿絵とかイメージ画像とかが入った方が、より立体的に文章の雰囲気が伝わると思ってるからさ。しかし、花嫁のそれらしいのが見つからなくて残念だったよ。

それにしても・・・
リオさんの花嫁姿は、ちょっともずさんは胸が苦しかったなァ〜 (爆♪) 

しかしだ ! 実際に噂の「花嫁」を見て、私は今までに無い興奮と言うのか、戦慄が全身を駆け抜けた。すっごい ! すご過ぎるっ ! リオさんが踊りが
うまいのは、もう誰でも分かっている事だが、衝撃的だったね。
カルチャーショック死、それも即死 ! (爆♪)

〜 もずさんの率直な感想 〜

[ 渡辺理緒は自分の魅せ方を知り尽くしている ! ]

スレンダーな身体のライン、柔軟なだけでは無く弓のようなバネ、頭の先から足の先、いや爪の先まで神経の通い詰めた演技力、表現力、ダンスの構成からイメージストーリーの緻密さ、衣装、選曲に至るまで超一流だ。

さすがのもずさんも、どんな踊り子さんに対しても、ここまで褒め称えた事はかつて無いぞっ ! とにかく、あの手錠で両手をロックされたまま手を使わず
ブリッジだけで立ち上がるあの場面 ! あの感動 ! あの衝撃 ! もう言葉を失うくらい圧巻だった。見事と言うしかなかった。

もちろん、手を使わずにブリッジするくらいの事は、身体が柔らかくて「踊れる踊り子」さんならやる人はいくらでもいるに違いない。しかし、渡辺理緒のあのブリッジの何が他の人と違うのかと言えば、それは、トータルしたショーの構成とストーリー性の相関的な流れの中での必然性とタイミングと意外性のインパクトがあってこその、あのブリッジなのだからだ。

特にもずさんが目を奪われた所は、リオさんの限界まで引き絞った弓を一気に解放する時の瞬発力と粘り強さ、リオさんの長い髪があたかも床からスッ ! と吸い上げられるように上昇して行くあのコンマ1秒のエクスタシー ! も〜あれを見た時、もずさんはイッテしまいそうだった・・・どこへ ? (謎爆♪) 

でも我慢した甲斐があって、一番最後のラストシーン・・・
って言うのは何か変か ? あのラストシーンのワンカット。ベットから舞台へ戻って再びイスに座り、手錠でロックされている両腕を頭上高く持ち上げてジャン ! って終わるあのシーンをラストに持ってくる構成・演出のすばらしさ ! 脱帽しました !

この出し物の場合、どうしてもあのラストシーンに、あのワンカットを持って来る必要があるんですよねぇ〜。 だってぇ、普通に立ちポーズや最後に死んでしまう設定だったらあの作品は、イメージの垂れ流しで終わってしまう凡作になってしまった。

しかし ! あそこにあのワンカットを持って来る事で、ストーリーの展開が全く違う物になるし、作品全体がくっきりと引き締まるのですよ。あれがあったからあの作品が傑作 ! になった。

Vol. 2 に書いたもずさんのイメージストーリーの中では、ヒロインの女性は最後に舌を噛んで自らの命を絶ってしまう事になったのだけど、リオさんのショーではストーリーが完結せずに、エンドレスにまた監禁されてムチ打たれる所から再び繰り返されると言う設定になってる。その二つのストーリーの違いは、リオさんが演じているのはショーなのであれでいい。

もずさんのはイメージストーリーなので、あのヒロインの女性がムチ打たれる場面が何度も繰り返されたのち、どうなったのかの結論を書いている。落ちを付けたわけ。つまり、あの出し物のラストシーンはリオさんから・・・

「ここから先はどうなるのか、皆さんがそれぞれ考えてください。ご想像にお任せします♪」って言うメッセージになっているのよ。

こう言うのってさぁ、心憎い演出だと思いません ?
そう言うのを踊り・パフォーマンスでやってしまうんだから、「渡辺理緒恐るべし ! 」って、もずさんは思うんですよ。リオさんのダンスパフォーマンスやストーリーショーってホント深いですよ ! 深い !

いつももずさんの思考回路の上を行ってしまうんだもの。
ハイレベルだよなぁ〜っ♪

まぁ、そう言う所がもずさんが渡辺理緒さんを追っかけている理由でもあるし、もずさんの好みのショーテイストの理想の踊り子さんなわけです。少なくてももずさんにとって、渡辺理緒さん以上の踊り子さんはいないし、仮にいたとしても、私は渡辺理緒さんがいい ! 

でね、渡辺理緒さんについて感じた事は、リオさんて「ムチ打たれる女・いじめられる女」を演じた時に、抜群の魅力・色気をかもし出すんですよ。「ムチ打たれる」って言うのは、別に本当に「ビシッ ! ビシッ!」ってムチで叩かれるって意味じゃないですよォ。 (爆♪) 

今は絶滅してしまった「大和撫子」、可憐・清楚・か弱くて守ってあげたくなるような、はかない女性像みいな物が拘束されたり、抑圧されたり、壊されそうになったりした時に、古典的・日本的「エロスの美」を限りなく沸き立たせる。それを演じるのがリオさんは、抜群にうまい♪ 

今回、リオさんのショーを見ている時、ずっとそんな事考えながら見ていたから、ハタから見てると、「何であいつはあんな " しかめっつら " して見てるんだ ? 」 なんて思う人もいたかもしれないけど、そう言う事でした。

タンバリンもやらなかったし、手拍子さえロクにしてなかったものね。
食い入るようにリオさんのショー見てたから手拍子なんて打ってる場合ではなかった。 (爆♪)

蛇足だけど、もずさんがリオさんのショーの時にタンバリン叩いていない日は、神経を集中してショーを見ている日なので、無愛想かもしれませんよ。
あははっ♪ そうでもなかった ? (苦笑)

----------------------------------------------------------------------

この続き「SNA シリーズ Vol.4 」は・・・
今度こそ「渡辺理緒嬢バースデー企画編」です。次回更新をお楽しみに♪ 



[ INDEX ] [ 観劇日記 ]