もずのわくわく劇場日記 No.69-1


2003年 2月 24日 (月) 渋谷道頓堀劇場

「瀧川詩織 嬢登場♪・前編 」


2月結・・・今週は、あんまし行きたい劇場がないなぁ・・・ と思ってそんな事をボソっともらした私の夢枕に女神様は立ち、目のくらむ後光の照らす中で、私の行くべき道を指し示し、さやさやとした春風のような声で、こう言った。

「汝、山手線に乗りて渋谷駅下車、徒歩7〜8分・・・
 道頓堀劇場へ行くのです♪ 夢々迷う事無かれ (^。^) 」

「ど、道頓堀劇場 ? 何ゆえに ? 」

「ホホホ・・・♪ 晃生から大量破壊兵器、瀧川詩織を送り込んで置きました。」

「大量破壊兵器 ? 瀧川詩織・・・さん ? 一体どう言う事なのですか ?」

「私が振付をいたしました。査察、いえ、きっとあなたの目を楽しませてくれるはずです
 ホ〜ホホホ・・・♪ (レポ楽しみにしてるからねぇ〜)

瀧川詩織さんかぁ、どんな人だろう・・・

雨の渋谷改札口を出て、鬱陶しい他人の傘をよけながらたどり着いた「道頓堀劇場」。 瀧川詩織さんて、名前は知ってるけど顔を見たこと無いので、劇場入口前の宣材写真を見てみた。かなりカワイイけど、おとなしそうな印象がする。 そして大入カードを先に出して入場料を払おうとすると、ガラスの向こうから・・・

「お客さん、カードの有効期限切れてますので、新しいの発行しますね♪」

えぇ〜っ ! 今日スタンプ5つ目で、ワンドリンクサービスだと思ったのにィ〜 ! リセットされちゃうんだぁ ? 有効期限なんてさぁ、一応書いてあるだけでたいてい融通してくれンのになぁ〜 と、ブチブチ言いながら入場となった。みなさんもメンバーズカードの有効期限に気をつけましょう。

ともあれ、階段を降りて場内へ入った。するといきなり聞こえて来た声は・・・

「あ"〜 足がつるぅ〜 早くしてぇ〜 ! ダメだー ! 仕切り直しね。ふぅ。」

ポラショーの最中だ。そして舞台シモテ側の端っこの壁に手を着きながら、一人の踊り子が Y 字バランスのポーズで悲鳴をあげていたのだった。だぁれ ? あの人 ? た・き・が・わ・詩織さん ? 宣材写真で見た人だよね ? イメージ変わったかも (爆♪)

あれ、ポラショー終わっちゃった。 本日2回目の香盤に間に合わなかったかぁ。 では次の回に期待してと。 取り合えずタンバリンのプラクティスでも始めるか♪


瀧川詩織ショー

Bright なユーロビートのイントロとほぼシンクロして、照明がスパーク ! にぎやかな光のスコールを全身に浴びたのは「瀧川詩織 嬢」。ステージのカミテにハスに構え、ピンクの大きなフリルのついた帽子に片手を添えてのポーズ。ノースリーヴのセパレーツピンクドレス、大きくスリットの切れ込んだスカートのフチはフリル付きだ。

ズッタタ、ズッタタ、ズッタタ・・・と言うリズムに体を揺らし、ステージ上をウォークキングステップ。くっきりとした目鼻立ちの額にかかる前髪。そして・・・
笑顔が踊る踊り子、それが「瀧川詩織」だ !

前のめりに叩くタンバリンの音も気持ちよく耳に響き、渋谷の雨に湿った気分は、すでに吹っ飛んで、絶好調〜♪ ピンクのスリットからのぞくスレンダーな足に心奪われ ? 瀧川詩織のスマイルに心洗われ♪ 華やかショータイムはフィニッシュとなった。

場面は一転、物静かな満月を覆い隠す黒い雲が如き BGM が流れ出し、瀧川詩織はそれに反応して、スッと今までの笑顔を消し去った。一体何事が起ったと言うのだろうか・・・

瀧川詩織は不穏な空気に包まれた盆の上で、身にまとっているピンクのドレスを開放した。胸を覆い隠すクローズを外すと、それを肩に背負うようにして、揺ら揺らと客席に背を向けて歩き出し、ステージへとゆっくり戻って行く。上手のソデ辺りでドレスのスカートも外した。大きなスリットと見えたものは、実際は巻きスカートの合わせ目だったようだ。

そのスカートの合わせを手早く外した瀧川詩織は、そばにスタンバイされていた座面の丸いパイプイスと、黒いサンダルを持ってステージ中央へ行く。そしてイスを背後から回り込むようにして、おもむろにイスに浅く座った。黒く濡れた瞳を細めて、場内を遠く見渡すしぐさで視線を落とすと、ゆっくりと足を組むようにしながら、それまで履いていた白いショートブーツのジッパーを、ジィ〜・・・っと引き下ろす。

片方のブーツが脱ぎ終わると、足先を高く放物線を描かせながら足を組み替え、もう一方のブーツも脱いだ。上半身をたたむようにして、足元に置いた黒いサンダルを手に取り、ゆっくりと片方づつ履き、一旦正面を静止した後、真っ直ぐそろえていたヒザを、グッと大きく開脚するのであった。そしてカミテ方向を向くようにしてイスから立ち上がり、イスの背もたれに掛けてあったデュープパープルのレースのガウンを手に取り、それをシーツを広げるようにし、高く背中越しに掲げ、対角線に身をうねらせた後、スルリと滑らすと、それは瀧川詩織の細く、きゃしゃな腕をすべり、肩の上にハラリと舞い降りた。

しっとりとした視線を流しながら瀧川詩織は短く踊り、ベットへの準備は調った所で、曲が終わった。刹那の静寂があり、ラウドネススピーカーからは次の曲のイントロがフェイドインしてくる。この曲はお馴染みの炎のランナーである。イメージが湧いて来たと思う・・・

ベット最初の曲にこれを持って来たのは、おそらくこの辺りで「瀧川詩織らしさ」と言うのか、持ち前のキャラを活かしておきたかったみたいな感じに思えた。多分、この振り付けをした方ならこの曲は使わず、ベットラストの曲へ直接突入した事だろう。何か意図的なものを感じる。おそらく、瀧川詩織に振付をしたその人のような 濃い 演技力・表現力を持ち合わせた人ならば、違った展開になり、作品の仕様が別なものになったかも知れない。 誤解を招くといけないので注釈を入れて置くが、瀧川詩織さんに演技力が無いと言っている訳では無く、瀧川詩織さんの若さがこの曲を使った所以(ゆえん)であるのだと思う。(いやぁ、この方が新たな誤解を招く要因になるか...笑)

ステージ上で炎の...を踊りながら盆に出て来るとベットラストの曲に変わる。先ほど述べたあの曲。Enigma/Gravity of love そう聞くと私が先に述べた意味がお分かり頂けると思う。 瀧川詩織は深い深いストイックな世界に身を沈めて行く・・・

スマイルフェイスでのオープニングの時とは、まるで人が変わったかのように、眉間にしわを寄せて、感じ得るすべての愛と痛みを自らの中に取り込んで、ローズピンクの照明の中を浮遊する。 盆の上、ヒップを床に着け、左足を真っ直ぐに伸ばし、右足はヒザを曲げてそのままデュープパープルのベット着のスソを上手くさばきながら身をひるがえし、盆にはべり、はべる。

背中を反らして身もだえる。耳につけたダイア調の短いボーダーイヤリングが、キラキラと輝きながら揺れていた。瀧川詩織は体を起しながら、ゆるくブリッジして拍手を浴びたあと、ステージへと戻って行く。そして、ステージの中央にあるイスのカミテ側へ立ち、左足を丸い座面に乗せると着ていた衣装を脱いで左手に持ち、天井へと掲げて、曲のエンディングカウントに同調させ、床に落としてフィニッシュとなった・・・(喝采)

■ ポラショー

 と言う所で、この続きは次回更新をお楽しみに♪
 瀧川詩織・・・暴れます (爆♪)



今週の出演

1.朝川留衣 2.九重ルミ 3.春野みずき 4.愛原らむ
5.瀧川詩織 6.鬼束実里(おにづか みさと;デビュー)
7.花咲実優 8.フィナーレ



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