もずのわくわく"遠征"劇場日記 No.76-9


2003年 7月 13日(日) ニュー道後ミュージック

「ステージレポ・渡辺理緒嬢 +α 編 」その完結編


 道後遠征の観劇、トリを迎えた。って言う割にはチョロ
 チョロと良く顔を出してる我らがリオさん。(爆♪)

 今回の限定復帰公演では、あの名作「ピンクマーメイド」
 を演じてくれた。またこの作品が見られるなんて思って
 いなかったので、わくわく♪ でした。

 ボワ〜ン♪ ドラの音が鳴り、ステージ中央の岩の上で
 横たわるピンクマーメイド。目覚めるように尾ひれを立て
 て動き始める。

 ピキピクとした魚の動きが見事に再現されている。
 左手は岩をしっかりとつかみ、身体を横たえたままで、
 右腕で宙をかき回すようにして踊る。

バスドラムの重い音がド・ド・ド・ド ! とカウントを刻み、ハニー隊のもずさんのタンバリンがシャカシャカと追従する。「ヒェーィ !」作業着にタオルのハチマキをした若い衆が景気付けに奇声を上げる。もしや瀬戸内海を縄張りにする漁師の集団か。だって魚に反応してる・・・
今回もこの漁師達に捕まってしまうのだろうか (爆♪)

 一曲目が終盤にかかり、尾ひれを脱皮し ? ピンクマーメイドは人間として生まれ変わる。
さぁ、そしてこれからピンクマーメイドが人間に生まれ変わり、初めて手に入れた二本の足で
歩く感触を味わい、感激するという場面になる・・・ おや ? 一曲カットかい ? (爆♪)

元来、渡辺理緒オリジナル作品「ピンクマーメイド」は、とても良く出来たストーリー物であり
一曲でもカットになってしまうと、ストーリーがぼやけてしまい、意味がなくなってしまうので
あるが、今回の香盤では全員一曲カットになっているので、非常に残念だが仕方が無い・・・

実際には今回カットになっているここの場面、ここの曲で踊る渡辺理緒嬢が一番女優めいていて
素敵に見えるのだが・・・う〜ん・・・ ここがカットなのかぁ・・・

で、一曲カットになってしまったので、3曲目のあの訳の分らない不思議な曲、牛とか豚とかが
「ブヒ〜 !」「モ〜ッ !」とおぞましく鳴き騒ぐ曲につながる。一応この曲とこの場面との関連
性と言うか、解説をしておくと、この曲の中で「ブヒ〜 !」とか「も〜っ !」とか、おぞましく
鳴き騒いでいるのは、人魚の世界から見た、人間達の欲求・横暴・思い上がりを痛烈に風刺した
ものであり、その家畜外道の鳴き声の中で、「ア〜、ア〜ン・・・」と言う女性の声は純粋無垢
に人間社会に溶け込もうとするピンクマーメイドの苦悩のあえぎ声なのである。
ん〜 深いっ ! 深すぎ〜る (爆♪)

そして場面は変わり、ベットへと進む。

盆の上で揺ら揺らと陽炎の揺らめきにも似た、渡辺理緒のベットは、アコースティックギターの
奏でるメロディーに包まれて3拍子のゆっくりとしたテンポで、まるでピンクマーメイドが海の
中を泳ぎ遊ぶようなイメージで、非常に美しい ! 確か、前に書いた自分の川崎の時のレポでは
月明かりの中、岩の上で打ちひしがれたピンクマーメイドが、人魚の世界に戻りたい・・・と、
思ってしまうと言う場面だったと思う・・・

ベットの立ち上がりは渡辺理緒お得意のブリッジ♪ しかも反り返ったまま三段落ちのスーパー
ブリッジである。復帰したばかりなのに、チャレンジャーやなぁ〜 と感心しつつ、さすがは
渡辺理緒さんだ〜♪ と安心する。

ブリッジで美しく立ち上がったピンクマーメイドは、壮大なスケール感のあるピンクマーメイド
マーチの曲で、盆からステージへ向かい再び岩に斜にはべると、ラストシーンのポーズで高らか
にそして晴れやかに右腕を上げてフィニッシュ ! となった。

いやぁ〜、本来はこのフィニッシュのポーズの時に、ハニー隊の某リボンさんの投げるサクラが
ヒラヒラと美しく舞い、そして舞い降りるサクラの花びらがピンクマーメイドの差し伸べる手の
ひらへ・・・ こ〜れがホント美しいんだよねぇ〜 この場面もう一度見たかったわぁ・・・
時々サクラを投げるリボンさんを見るけど、自分はこのハニー隊の某リボンさんの投げるサクラ
が一番大好きやねん。この日は某リボンさんまだ来てなかったので、とても残念だった。

フィニッシュを華麗なポーズで見事に決めた渡辺理緒は、暗転と共に撤収。
「渡辺理緒華麗なるソロダンスショーの後はオープンショーでお楽しみ下さい♪」
のアナウンスが入り、1年ぶりのオープンショー。渡辺理緒の微笑みに場内の手拍子も、熱く
響いている。作業着の兄ちゃんたちも、浴衣のオッサン達も、カップルで恥ずかし気に見ていた
人も、みんなみんな幸せそうな笑顔が輝いている。いいな♪ やっぱりいいな♪ リオさんって
ダンスが上手いだけじゃないんだ♪ なんて言うのかなっ ? 人の心を熱く燃やす何か分らない
けれど、まぶしいエナジーみたいなパワーがあるんだナ♪

ハニー隊って、みんなそれぞれが「渡辺理緒」って言う大きな太陽のまわりを廻ってる、小惑星
みたいなもんなんだ。遠く離れたりまたすごく接近したりして、結局いつもこの軌道を外れずに
どこにいてもいつも「渡辺理緒」の太陽の熱くまばゆい光の恵みをもらって全国に散らばってい
るんだよね。そうだな、そうなんだナ♪ 大っきな我らが太陽「渡辺理緒」さん、いつでも、い
つまでも、燃え尽きる事無く輝き続けて下さいね♪

そんな事をリオさんのオープンショーを見ながら、タンバリンを叩いていた私です。
するとそんな想いが伝わったのか、リオさんは盆の上から私を見て、両足のモモをパンパン ! 
と叩き、顔を歪めて「やっぱキツイわぁ〜」と言う風に笑った・・・
自分も急に可笑しくなって、リオさんと同じように笑った・・・

私の生まれて始めての「道後遠征物語」は、リオさんと一緒に苦笑しながら幕を閉じた。
舞台のハネた劇場を出て、道後、そして松山のひとけのない通りを、トボトボと歩きながら、
オレ・・・ ハニー隊で良かったなぁ・・・ そうでなければ死ぬまで一人で、松山なんか来る
事はなかだろうし、こんなに胸の熱くなる時間を過ごす事も無かっただろうなぁ・・・

昼間の間、にぎやかに走っていたチンチン電車も、きっと今頃は車庫の中でオネンネしているん
だろ。路面に敷かれた二本のレールがどこまでも走り、やがてそれは寄り添い合うようにくっつ
き。さっきまで握りしめていた、タンバリンの入っていたカバンを抱きしめて、「今夜は一人で
打ち上げやろう♪」と、たった一軒こんな時間でも開いているコンビニに飛び込み、つまみと缶
ビールを買い込み、ホテルの部屋へと戻った。

シ〜ン・・・ とした一人ぼっちの部屋では寂しいと、ちあき、るかちん、小雪さん、朱里ちゃ
ん、そしてリオさん・・・と、今日撮って来たポラを鏡台の鏡に順番に並べ、みんなの笑顔を
見ながら「みなさん、お疲れさまでしたぁ〜♪」と缶ビールのプルタブを引き、乾杯した。
オレってヘンなヤツかなぁ ? とは思ったのだけれど、旅の夜は人を感傷的にさせるものだから
ましてや、過ごして来た時間が楽しければ楽しいほど、一人になった時の落差が大きいものだ。
「そうだ ! 何の音もないからいけないんだ。テレビでもつけとこ♪」
テレビのリモコンを持ち出し、スイッチを入れた。

「あ〜ん♪ もっと ! そ、そこ ! い〜♪ 」

ぎゃぁっ ! チェックインしてから、エレベーターの所の自販機で買って来たカード入れたまま
やった ! まだ残っとったんか ! あわてて辺りを見回したが、そうや、ここホテルやから誰も
いないんや♪ ホッ♪ 落ち着きを取り戻し、缶ビールを飲もうと鏡台のところへ行くと・・・

ちあき、るかちん、小雪さん、朱里ちゃん、そしてリオさんが・・・いた。(激爆♪)

コラっ ! 笑うな♪ テレビを消して柿ピーをボリボリと食べながらビールを飲み知らんうちに
寝たようだった。楽しかったなァ〜 ど、う、ご・♪  「おわり」



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