もずのわくわく劇場日記 No.82-2


2003年 11月 3日(月) 新宿ニューアート

実力派踊り子シリーズ 第一弾! 若林美保さん 登場 ! 本編


「鏡」の中の異次元空間と言う話をしたが、異次元空間は「鏡」の中にばかり存在するのではない。劇場へ通う方々なら、おおよその人が体験済みだと思うが、ロビーから場内へ入る入口のドアの向こう側の世界もまた「異次元空間」と言える。どんなに雨が降ろうと、どんなに道路が渋滞していようと、どんなに時間が過ぎようと、そしてどんなにサイフが軽くなろうと。(爆♪)

場内へのドアを開いたその時から、あなたは「異次元空間」の中に溶けてゆく。さぁ、私の後をついて来るのです。ふっふっふっ♪

ザワザワとした場内にNEXT ステージのインフォメーションが響く。
「はい、ステージは変わりまして若林美保嬢によります華麗なるソロダンスショーでお楽しみ頂きます。ステージ登場の際には、盛大な拍手でお迎え下さい♪」

そんなアナウンスを若林美保は、暗がりのステージの上、床に座り込み、息をひそめて聞いていた。この時、若林美保の胸に去来する想いとは一体どのようなものであったろうか。妹「はるな」の事か、はたまた民主党・管直人のマニフェストに対する同調か、批判か。イラクに駐留するアメリカ軍へのテロ対策か・・・そんな事考えてるわけ無いか (爆♪)

クリアートーンのアコースティックピアノが晴れ晴れとした音色を響かせる中、若林美保のステージは幕を上げた。森の木立の隙間から差し込む光のハレーション。甘くささやく男の声。小鳥達のにぎやかなさえづり・・うつむいて座り込んでいる若林美保にスポットライトが当てられ、まぶしくその姿が浮き上がる。シルク地の黒いスーツ姿に同様のシルクハット。ゆっくりと顔をあげ、オープニングの清々しい曲のイメージとシンクロする若林美保の顔が、客席の人々の瞳に映し出された。

一分も満たないオープニングの曲が終わると、いきなり「テンテンテレツク、テレツク、テン♪」とドラムがインパクトのあるフレーズを叩き出し、一挙に場面は展開し始めた! 床に座り込んでいた若林美保は、勢いよくその場に立ち上がると、しっかりと両足を広げ、黒いステッキを体の前で突き、そのステッキを上から両手で押さえながら、左足のヒザでファンクビートのカウントを取るようにしてステップを踏んでいる。

シルクの艶やかな風合いの黒いスーツは、実はモーニング (燕尾服) であり、ステッキにシルクハットと言えば、チャップリンスタイルである。そんなスタイルで、ファンクビートに乗り、ウォーキングしながらステージを右へ左へと飛び跳ね、ステッキを振り回してのダンス&ダンス! 若林美保はさりげなく客席の人々の輝く瞳に映った自分の顔を見ながら「あたしって、きれい〜♪」そんなスマイルで踊っている。楽しそうだな♪ 若林美保が楽しそうに踊っているので、自然とこっちも楽しさが伝染する。楽しウィルスの感染源は若林美保だ。(爆♪)

タンバリンと手拍子と、わかみほダンス! それは場内のすべての人を巻き込んだ大合奏であり、心なしか照明もわくわく踊っているようだ。すると若林美保が頭に乗せていたシルクハットに手を掛け、それを取り上げると、シルクハットの中からサラリ♪ とした長い髪がほぐれて広がる。2,3度首を振り、髪を安定させた後、モーニングスーツを脱ぎ捨てると、ロビーにいる時に見た白いワイシャツ姿に。

黒いスラックスと白いワイシャツ、揺れる髪。軽快な若林美保のダンスは止まらない。さらにその白いワイシャツをも脱ぎ、脱いだワイシャツを振り回しながら、花道を渡って来た。湧き上がる歓声と拍手の音。若林美保絶好調♪ ワイシャツを前から振り上げて肩に背負うようにかけようとした時、照明にシャツが引っかかるものの、あわてず騒がずスムーズな流れを壊す事無く処理し、クルリときびすを返してステージに戻って行く。そして曲のフェイドアウトと共にカミテのソデへと消えた。

場面は変わり、アップテンポなダンスステージから落ち着いたアダルトな世界へ...

もの憂い気なイメージのBGM が静々と流れる。ピアノとサックス、揺らめくかげろうのようなストリングスのスロージャズバラードのアンサンブル。オードリーヘップバーン、ハンフリーボガード... モノトーンのシネマの雰囲気で、少し斜に構え、眉をひそめながら上目使いにステージを見上げて見ると、自分もそのステージのワンシーンに埋没出来るような気がする。

カミテのソデから若林美保は、けだるくイスとドレス、そしてコンパクトな化粧ポーチを持ち出し、ステージ中央へとそれらを運ぶ。準備が整うと若林美保はステージ正面を向いてゆっくりとイスの上に座り、足を組み、重い感情を押さえ込むようにして、化粧ポーチからコンパクトを取り出す。パクッ! 小さな音を立ててコンパクトは開いた。

開いたコンパクトの鏡をじっとのぞきこむようにして見るが、それはおそらく自分の顔を見ると言うよりも、鏡の中を通してその向こう側に映し出される、これからの自分の行方を探っているように見えた。果たして彼女に何が見えたのか、それは私には分らない。ただ、ただ何もかも両手放しに陽気にはなれない、彼女の心のざわめきが揺ら揺らと小さな波紋を広げ、そしてそれがとどまる所を見つけながら大きく深く、よどんで行くようにも思える。

若林美保の細い指は、もう一度化粧ポーチの中を探り、口紅を取り出した。手のひらの中でそれを持ち替え、口元へと運ぶ。わずかに唇をゆがませながら、スティックはゆっくりとすべり、美保を紅く染める。唇だけでなく、心の中をも...

若林美保は組んでいた足を解き、イスから立ち上がる。イスの背もたれからドレスを手に取り、体をうねらせ、足元からドレスをたくし上げて身にまとう。バラの花のストレッチドレス。それは胸の中に灯る頼り無い恋の炎を少しづつ、少しづつ、大きな炎に変えて行き、やがて美保を情熱的な女へと変身させて行くのだった。

花道を渡りベットを演じる若林美保。

盆の上で紅いライトを浴びながら、シュールな女の官能を描く。グラマラスな若林美保の見どころ、見せどころである。目の前を通り過ぎる若林美保の素足に視線を奪われる。それはしだいに男の理性を奪い、まるで若林美保のすべてを奪い取りたいという衝動を起こさせる。背中に光る汗さえ、若林美保のフェロモンを感じる。女の美とは、ホルモンとフェロモンの一言に尽きる。ふと気がつくとあんぐりと口を開いたまま、ヨダレを滴り落してカブリツキに座っている自分に気がついた。なんでって、美保さんって男の「エロ」を奮い立たせるフェロモン踊り子さんだからさ。色っぽいんだよね、うん。

盆はまわり開脚のけぞりポーズ。恥ずかしい事に私の顔の真正面が、秘密の花園 (爆♪)
見たいような、見ては行けないような、見てるような、見ていないような...

でもせっかくだからじっと見てると体制を変えた若林美保は、盆の外へ向かって顔を向けて来る。横顔をながめてると、これがまた艶やかな雰囲気の漂う良い感じである。まわり続けている盆が、そんな若林美保を運んで来た。やばいなぁ〜、眼が合ったらどうしよう。やっぱニッコリ微笑み返した方がいいのかなぁ〜。でもまだ面識ないしなぁ〜。一歩間違うとヘンなオジサンだと思われるし。と一人で盛り上がる自分。ドキドキしている所へ若林美保の顔が近づいて来た。どうなる!

何事も無く盆は静かに回って行った。 (爆♪)
久しぶりの一般客として、新鮮なひと時。これはこれでまた素敵な夢であった。知られていないと言うのも結構楽しいねぇ (^O^) 若林美保は盆からゆっくりと立ち上がり、ステージへと戻って行く。もっと見ていたいと思ったが、若林美保はステージに戻りきった所でクルリと体をひるがえし、ラストポーズを取ってフィニッシュとあいなった。

ポラショーもつつがなく終え、ラストオープンショー♪
勢いよく飛び出して来た若林美保嬢が、満月のような笑顔をほころばせてサービス、サービスの開脚三昧。カミテの花道側からはいどうぞ〜♪ お客さん一人一人にオープン♪ そしてその横の人にもオープン♪ 順番からするとボチボチ自分の番だ。ん〜、ドキドキするなぁ〜♪ ついに私の右隣の人の前でオ〜プン♪ おし!次は私の番だ! するとその時、若林美保は何を思ったのかゴロリンっと後方一回転。私を飛び越え私の左横の人の前でオ〜プン♪

( ̄□ ̄;)!!

あのぅ... 私はどうなるんでしょうか? あっけに取られてぼんやりと若林美保嬢を見てると、ニコニコしながら手拍子を叩き、シモテ側のお客さんのところにしゃがみこみ、オ〜プン♪ 盛り上がる場内、沈み込む私... あざやかなコントラスト。まぁ良くある話さ。はっはっはっ (~_~;)

と言う事で無事に若林美保嬢のすべてのステージは終了となりました。終わり... としたいところですが、後日、常連ネットワークの仲介で、若林美保さんから私にメッセージが届きました。若林さんのたまわく。

「あらぁ〜 もずさん来ていらしたんですか? レポート楽しみに待ってまぁ〜す♪」

との事です。そ、そうですか... 私のページ見たんですか。毎度こんなレポ書いてます。また大宮の時にでもうかがいますので、ステージ頑張って下さい♪ でわでわ、かしこ。(笑)



[ INDEX ] [ 観劇日記 ]