もずのわくわく劇場日記 No.83-1


2003年 11月 9日(日) 川崎ロック座

実力派踊り子シリーズ 第ニ弾! 雅麗華さん 登場 !

「徹底解剖! なにゆえ雅麗華さんはすごいのか! その1」


はい! みなさまこんにちは♪ もずでございます。
前回から始まりました「実力派踊り子シリーズ」でございますが、今回早くもあの! あの!伝説の天才踊り子「ゴ〜ジャス・もー様」こと、「雅麗華」さんの登場となりました。

今回の私の川崎への観劇ですけれども、まず渡辺理緒さんの休業宣言ステージ2002年8月20日(火)以来、川崎ロックの閉館騒ぎもあって、すっかりご無沙汰していた「川崎ロック」へしばらく振りに行って見ようかと言う... いつの間にか劇場の名称も「川崎ロック」から「川崎ロック座」になってるしね。

それと、「雅麗華」さん自体、すこぶるしばらく振りの観劇となる。前にお会いしたのはいつの事やらと思い起こせば... 98年7月18日の川崎ロックで、なんと! 6年ぶりの観劇だ!
うそ?自分自身で驚いた! そんなに前だったかなぁ... ちなみにその時のレポ。

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1.雅麗華

真っ暗なステージにオルゴールのBGMが流れ始め、スポットライトに浮かび上がる雅麗華の姿があった。淡いむらさきにも見える花柄のフレアーなロングドレスに、お揃いの髪飾り。
そして、まばたきもせずに視線をFIXさせている。おもちゃのお人形さんと言ったところか。オルゴールのBGMに合わせて、小さな動きで少しずつ時計まわりに回る。ひと回りした所でBGMが変り、格調高いワルツのオーケストラによる演奏の曲が流れ、雅麗華は思い切り優雅にゆったりと踊る。まるで鹿鳴館の社交ダンスパーティーのようだ。こんな踊りを踊らせても極自然に悠々と踊りこなしてしまう。

暗転の後、舞台中央で暗闇の中、雅麗華がスタンバイしているのだが、中腰の様な不自然なポーズを取っている。力なくうな垂れるように床を見下ろし、足の開き具合を微妙に探り、ホームポジションを整えていた。マイケルジャクソンを思わせるような、ブレイクダンス系の動き。黒ベースに金と銀できらびやかにデザインされたスパンコールの短いワンピース。そして黒のストッキング、ちょっと茶系の色の厚底のショートブーツ。その衣裳のまましばし踊り、花道から再び本舞台に戻ってきた時、黒のワンピースの衣裳を脱ぎ、右足で引っかけて放り投げるように舞台左手奥の袖へ見事に飛ばした。

両手を胸の脇に構えて、パントマイムの様な動かし方で、アクションは極めて小さく、素早く、的確で力強い。緻密に計算された動きには、一部の狂いもなく、時計仕掛けのように正確だ。BGMのリズムと見事にシンクロしている。割とワイルドな感じにカットされた真っ直ぐな雅麗華の髪が、小刻みに揺れる。視線の動きも流れる場面は一度も無く、ピンポイントで焦点を定めている。見ている者にも心地よい緊張感をいだかせてくれる、とてもクールなステージだった。

一曲ドリーミングな感じの曲が流れ、本舞台中央で座り、ショートブーツをゆっくりと脱ぎ、ストッキングを素早く脱ぐと、それをブーツの中に入れた。そして、ここでは大きな動きは無く、柔らかな音楽とライトに包まれた雅麗華は、正座した形から膝で立ち、両手を胸の前で組み、天を仰ぎ神に祈りを捧げるように、眼を閉じてライトが消え、暗転。

再び現れた雅麗華は、黒のイヴニングドレスで登場。シルバーのスパンコールで胸から腰の辺りまで斜めに蝶の装飾がある。そして背中には、軽やかな羽の様な布がついている。ライトに映し出された雅麗華の顔に、謎めいた含み笑いがあった。本舞台上を足早な感じで大きく歩きながら、軽やかに背中の黒い羽を広げて見せる。黒いアゲハ蝶をイメージしたものなのだろう。雅麗華にはとても良く似合っていた。少し踊りベットイン。

ベットでは、ロングドレスを来たまま、部分的にめくり上げると言った嗜好で、スローバラードに合わせて演技している。左の肩紐をゆっくり滑らせると形の良い白い乳房があらわになる。お客達の喉が「ゴクリッ!」と鳴る。たくしあげられるスカートのすその中に眼が釘付けになる。お客たちの顔を見詰めながら、雅麗華はポーズを変える…そんな子悪魔的な演出も雅麗華は得意のようだ。ストリップティーズダンサーとして女の美学を極めている雅麗華のステージには、何かとても得体の知れない奥深いものが感じられる。

元々私をこの世界にのめり込ませたのも、この雅麗華であった。私にとってストリップダンシィングの原点であり、この雅麗華を原点として色々なタイプの踊り子さんのステージを見るようになった。しかし、折りに触れ雅麗華のステージを観る度に、いつも里帰りでもしたような心持ちになる。オープンの曲では、「ダンシィングクイーン」を使っていたが、まさに「踊りの女王・雅麗華」にふさわしいタイトルの曲だと思った。(文章の構成上、必要不可欠であると判断したため、敢えて使用曲名を書いた)
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ふ〜ん♪ 懐かしいね (^O^)
この時の香盤表は・・・
1.雅麗華(ソロ) 2.桃色夏生(S・P) 3.桜井涼子(S・P) 4.柚木真奈(ソロ)
5.五木麗菜(ソロ) 6.真田ゆかり(ソロ) 7.細井架奈美(ソロ)

あぁ... ほとんどの人がすでに引退してますね。この香盤表を見て、思わず涙している人も、中にはいる事でしょう (爆♪) 誰とは言わないがね、大黒様。Gな人。鳥仲間の人。Mな人が二人。(爆♪) で、この時のレポートは、細井架奈美さん経由で雅麗華さんが読んでくれて、雅麗華さんが私に感想文をくれたんです。

「こんにちは雅麗華です。詳細に良く書かれていて感心しました。何よりもこんな風に、じっくり私のステージを見ているお客さんがいると言う事に驚いたのと、踊り子としてもっともっと素敵なステージをしなくてはと言う気持ちになりました。これからも観劇に来てくださいね。」

ほぼこんな感じの感想文だった。それから6年もの月日が流れてしまった。(苦笑)

何の話だっけ? そうそう、川崎ロック座に行く事、雅麗華さんの舞台を見る事。そしてもう一つ重要な目的があったのだ。それは、渡辺理緒さんの代わりに「雅麗華」さんのステージを勉強して、どこがどうすごかったのか渡辺理緒さんに伝え、一歩でも半歩でも渡辺理緒さんが「雅麗華」さんのような、すごい踊り子と言ってもらえるように、刺激する事 (爆♪) だったのだ。

渡辺理緒さんと言えば、すでにご存知の方も多いかと思うが、「雅麗華」さんを尊敬し、いつかは自分も「雅麗華」さんのように踊れるようになりたいと、常に精進している人だ。実際、前にも書いた事があるかと思うが、渡辺理緒さんの「YE KE YE KE 」と言う作品のイメージストーリーをプロデュースしたのが「雅麗華」さんなのである。

だからきっと、雅麗華さんのステージを見たいと思っているだろうなぁ〜 って言う事で、おせっかいなもずさんが、代わりに見て研究して、それを渡辺理緒さんに伝えようと言う、個人的な企画なのでした。で、ど〜よ、ど〜なの、ど〜なったのよ! と言う事ですがね、やっぱし雅麗華さんはすごかったですよ〜♪ 他の普通の踊り子さんとは根本的に違いました! 自分も観劇歴はそれなりに長くなって来ましたが、今回初めて何ゆえ「雅麗華」さんがすごいと言われるのか、その真髄が今になって初めて分りました。

この続きは次回更新でお話しましょう。お楽しみに♪



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