もずのわくわく劇場日記 No.84-3


神崎雪乃作品・名作選 編  作品名「 TOP GUN 」


 ■ 映画「トップガン」

 トム・クルーズの出世作であり、トニー・
 スコット監督をメジャーにしたパイロット
 訓練生たちの物語である。
 
 アメリカ海軍の、F−14トムキャットを駆る
 エリート中のエリート、トップ 1%に入る
 パイロットを、別名「トップガン」と呼ぶ

 その仲間入りを果たした粗野なパイロット
 マーベリック(クルーズ)が、女性教官と
 の恋や、親友の死と挫折を乗り越え、真の
 トップガンになるまでを描く。
 
 この青春ストーリーを、ケニー・ロギンス
 やチープ・トリック、マイアミ・サウンド
 マシーンらのダイナミックなロックビート
 にのせて描いている。なかでも、クルーズ
 とケリー・マクギリスのしっとりとした、
 ラブシーンをサポートしたベルリンが歌う『愛は吐息のように』は、アカデミー主題 歌賞を獲得した。

 ■ 内容

 米海軍の超エリート集団“トップガン”の一人、マーヴェリックは、絶対の自信を持って操縦桿を握って
 いた。ところがある日、彼の乗るF14が事故を起こし、パートナーのグースを失ってしまう…。

■ 神崎雪乃嬢 作品「トップガン」

まるで映画のスクリーンからそのまま抜け出たような「美貌と気品」を以って、リアルなステージに現われたのが 「神崎雪乃」である。

そして客席から優しく「神崎雪乃」の事を見つめ、タンバリンを握りしめているのは、愛の応援レポーターこと、私、トム・クルーズ... 多少、ブーイングが聞こえて来るが、それは聞こえない振りをして置こうか。(爆♪)

歯切れの良いリズムと、オーバードライヴギターのイントロからステージは始まった!
ステージに立つ神崎雪乃は、ピンクとブラックのドレスに身を包み、颯爽と現われたのだった。ヒジの上まであるシルクの黒く長い手袋が、印象的だ。

名前と同じ雪のような素肌が、なめらかな手ざわりをイメージさせ、そのグラマラスな肢体をキュ!と黒いドレスと手袋がしめつける。それでいてドレスのスカートの広がりは、風の中にそよぐ穏やかなピンクローズ、秘密の花園、迷宮のラビリンス、私・トムクルーズの胸をかきむしる。

ドラムスの強烈なビートにシンクロしたステップ、鮮烈な身のこなし。まさにトップガンのテーマ曲は、神崎雪乃がこのステージを踊るために作られた曲と言って良いくらい、鮮やかな印象を観客に与える。ヤングアイドル・神崎雪乃は今まさに踊りながら、戦闘機のように大空を自由に飛びまわっている!

こんなに素敵に踊る神崎雪乃を見るのは初めてだ! いい! とってもいい! 曲のリズムのブレイクに合わせて、両腕を右! 左! とポーズを切るように振りつつ、微笑した口元をキュッ!と引き締める。インパクトのあるタイトなダンス。シェイクするタンバリンにも自然と力が入る。

チラリとステージからタンバリンを叩くトムクルーズに目をやり、ムフ♪ と笑いながらツン!とソッポを向く。チッ!とトムクルーズは小さく舌打ちをし、逃げた恋人を追跡するように出撃する。そして二機の戦闘機、トップガンのスクランブル飛行はやがて、白い飛行機雲を青空に描きながら、ランデブーへと変わる。ウフッフ〜♪ 夢の中へ、夢の中へ... 行って見たいと思いませんか〜♪

はっ!ゆ、夢か ( ̄□ ̄;)!! トムクルーズはそんな夢を見ていた。

強引に二曲目になり、夢うつつのままのトムクルーズに引き換え、神崎雪乃は冷静にシモテ側へ歩み寄り、ズッチャカ♪ ズッチャカ♪ と言うリズムに乗って、頭上の大きなリボンを取り去り、思わせ振りな仕草で長い手袋を片方づつ脱いだ。そして微笑...

ドレスの背中のジッパーを探るように腕を回し、G〜ッ! とそれを引き下げる。きつく神崎雪乃の体を締め付けていたドレスは、力を失うかのように左右に分かれ、地球の重力によって、床の上へと墜落した。神崎雪乃のその様子は、あたかも背中から殻を破り、アゲハ蝶がゆっくりと羽を広げて行く... そんなドキュメンタリーフィルムを見ているようだ。

抜け殻を捨てて生まれ変わった神崎雪乃は、ブラックレザーのメタルのビョウ打ちネックに、ブラックなブラとTバックのスタイル。サトウの切り餅にも似たヒップが、なまめかしく眼に飛び込んで来る。おいしそう... (^^ゞ

トムクルーズがヨダレを流して夢想している間に、二曲目の途中、BGM が流れたままの状態で、一旦引っ込み、曲がフェイドアウトして終了してから三曲目にステージは突入する!トップガン愛のテーマのティァドロップなバラード。それはスウィートに、されど力強く、ステージを包み込む。

再登場する神崎雪乃嬢。黒いレースのランジェリーロングドレスにホワイトエナメルのロングブーツ。カーテンをかき分けるようにして現われた。シャンプーの香りのする髪に、指でクシを入れるようにしてかき上げながら、立ったまま両足のスタンスを広く取る。

白いブーツが黒いレースのドレスを透かして見える。神崎雪乃の背景がスターダストを散りばめた夜空に見えてくる。トムクルーズの幻想は果てしなく、そして無限に広がって行く。花道を渡って神崎雪乃が目の前にやって来ると、盆を思わせる半円形の花道の先端で、ベットイン。

無限の天空の中で漂うような、別世界で神崎雪乃はヒザを抱え、目を細めながら遠く視線を投げかけ、そしてうつむき、愛の喜びと背中合わせの切なさに心を濡らす。そんな神崎雪乃をたった一つ独立したピンクの踊り子ライトが、まぶしく照らす。薄紅のルージュを繊細に歪めながら、背中を倒して身をひるがえす。ポーズを披露する。そして...

倒れこんだまま動かない。じっとしている。眠れる森の美少女... ヤングアイドル神崎雪乃... ほ、ホントに眠ってしまったのか! 起きろ! と声を掛けようと思った時、ムクッ! と体を起こし、ラストソング。ギターのソロフレーズが胸に充満した薄霧を晴らし、不思議な達成感と感動を呼び起こす。眠りからナチュラルに目覚めた時のような、さわやかな気持ちを抱かせつつ、立ち上がった神崎雪乃はステージへと戻って行く。



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