もずのわくわく劇場日記 No.121


2004年 8月 8日(日)

神崎雪乃・愛と感動のステージシリーズ 第二弾!

「MATRIX ASIA (マトリックス・エイジア) 」編



 人間社会は仮想現実である。機械とプログラムによって作り
 上げられたイメージであり、仮想現実なのである。
 それは「マトリックス」と呼ばれ、この途方も無く巨大な機械
 システムの中に管理されて生きている人間たちは、この事実に
 気づく事も無く、それを当然の事として受け入れいている。

 しかし、ようやくその事に気がついた人間がいた。
 それが「神崎」であった。神崎はこの巨大な機械とシステムに
 管理された「マトリックス」から、人類を救い出すための救世
 主となるべく、活動を開始した。

 だが神崎の恋人「雪乃」は、その事を知り胸を痛めた。自分の
 愛する人がたった一人で分けのわからない巨大な機械システム
 「マトリックス」を破壊し、人類を救うと言うのだから。

 そんな恋人「雪乃」の胸の内など知る事も無く、神崎はひとり
 行動を開始する・・・


 漆黒の空間に流れ出すベースのリフレイン。赤・青・黄色と、
 照明が一斉に灯り、それは銀河の星群を思わせる。闇にひそむ
 ブラックスーツに身を包んだ神崎雪乃は、楽屋で弾丸を込めた
 拳銃を手に持ち、ステージへと現れる。

ヒラリヒラリと人の視線を嫌うように身をひるがえし、舞台のセンターへと踊り出る。そして隙を突いて、スナイパー神崎は銃口の先をターゲットに定め、引き金を引き絞る。

バキューン! 熱く熱せられた弾丸は強制的に銃口から発射された。そして弾丸は時計回りの回転をしながらターゲットに向かって宙を走る。その行き先は・・・

場内にひそんでいたマトリックスのエージェント「もず」のドテっ腹に容赦なく弾丸は打ち込まれたのだ。ドーン! と言う衝撃に思わず腰を引き倒れこむ。一瞬何が起きたのか理解できず、衝撃のあった腹に手を当ててみる。するとその指先にヌルリとした感触がある。そっとその手を顔の前に持って行き、目でみてみると・・・

「なんじゃこりゃぁーっ! おい、何でだよ・・・ 待ってくれ神崎、待ってくれよ・・・」
流れ出す太陽に吠えろ、悲しみのテーマ。(爆♪) なっ♪ この世はマトリックス、仮想現実・妄想なんだよ。(爆♪) 話に無理がある。 (^^ゞ

本題へ戻る。

ステージの上でダークスーツに身を包んだ神崎雪乃は、ステップを踏みつつ、時折客席へ狙いを定めて拳銃を撃つ振り。神崎雪乃はボーイッシュなスタイルが良くお似合いだ。以前、雪乃隊の某氏が「フィナーレ用の衣装に特攻服、作りましょうか?」と雪乃嬢に言った事があるが、他のメンバーからって言うか私だけど、「それだけは止めた方がいい!」とひんしゅくを買った。何故ならば、あまりにも似合いすぎてしまいそうで怖いから。(激爆♪)

再び本題へ戻る。

ナチュラルでクールな動きのダンスを巧みに踊り、花道を前に出て来て体を後ろに反らし、マイケルジャクソンのように着ているスーツの上着を背中越しに半分下ろし、パッと元に戻したり、ステージに戻って長い足を振り上げたりと、大奮闘のダンスタイム。私はこんな風に動きの多い神崎雪乃のクールダンスは好きだな♪

と二曲目が流れ出した。んっ? こ、この曲は! アワアワアワ・・・♪ って、リオさんの「花魁?」全身網タイツで踊る時の曲だ。ヤバイなぁ、また頭の中で踊り始める渡辺理緒さん。ステージで踊っているのは神崎雪乃。巨大なイメージとリアルなステージのハザマでクロスオーバーして、揺れ動く私の心。そんな気持ちが増幅してタンバリンに伝わる。

神崎雪乃は二曲のダンスタイムを踊り終えると、一旦カミテの幕に消えた。

誰もいないステージに三曲目が流れ出す。神崎雪乃のハードワークダンスによって、お客様のヒートアップした心を落ち着かせるためと、場面転換。幕の裏側では、神崎雪乃がゴソゴソと衣装を着替え中・・・ 40秒くらい曲が流れたところで終わり、すぐに4曲目のベットへの導入の曲となる。

4曲目は・・・ えっ? こ、この曲は! リオさんの花魁のベット曲だ! と言う事は?


 ストリングスの物悲しく奏でるイントロから始まる。
 神崎雪乃はシモテの幕からそっと手を差し出すようにして登場
 する。Good ! うまい演出♪ 幕からスッと抜け出してステージ
 中央へと歩み出る。

 「神崎」の恋人「雪乃」は、神崎の身を按じて心を震わせ悩む
 今頃、自分の知らないところであの人はマトリックスと戦い、
 どんな目に合っているのか想像もつかない。

 無事でいて欲しい。できる事なら無謀な戦いなど止めて、早く
 帰って来て欲しい。あぁ、体が震える・・・ 独り夜更けに、
 恋人の無事を祈って待つ身の辛さよ。

 神崎雪乃は白いレースの襦袢を手でさばきながら盆に進んだ。
 髪をアップに結い上げてのベットは、めずらしい事である。

思いつめた耐え忍ぶ日本女性、大和撫子の微妙な表情を浮かべて、神崎雪乃は盆にはべり、ストイックな女心を切なく描く。腰を下ろした盆の上で左足をシモテ方向へ伸ばし、それに対して右足はヒザを立てて体を起こし、右腕から左足にかけての緩やかで美しい弧を描くラインを作っている。

着物を結んでいる腰紐を、片方づつ跳ね飛ばすようにしてほどき、腰から抜き取った帯紐を折って自らの首に巻き、それをギュッと引き絞って見る。こんなに苦しい思いをするくらいなら、いっそ死んでしまえばと・・・

そして両手で耳をふさぐように添え、うつむきながら嫌々と言うように顔を振る。心理描写を巧妙に描きながらベットは進む。着物の胸元からこぼれ落ちる白い乳房を押さえ、狂おしく燃える恋人「神崎」への想いを募らせ、独り夜更けの褥に涙する。

髪はそのままほどく事無く、着物をはだけさせて背中を床に着ける。そして回らない盆の上で素足を持ち上げて宙をまさぐる足の演技から、腰を上げて背中を反らせ、ブリッジでポーズ。色彩を用いない、生のスポットライトの中でのベットショーに禁断のリアリティーを追及する神崎雪乃。拍手を浴びながら右腕を高く伸ばし、スッ、スッ、スッ!と三段落ちで腕を戻す。ほんの一瞬の微妙な演出だが、こう言うところがベット演技をドラマチックに盛り上げるのだ。

そして体を戻し立ち上がると、盆の上でハスに構えて客席を見渡し、一歩、一歩とステージへと戻って行く。そしてステージにたどり着くと、そのまま背中越しに肩から白い襦袢をすべらせ、生まれたまんまの姿になってカミテ側に体を向け、身をよじって切ない顔のまま呆然と立ち尽くし、曲が終わって照明が落とされ、フィニッシュとなる。

巨大な機械システム「マトリックス」から人類を救うために、救世主となって単身戦う男「神崎」。そして愛する人の無事を祈って待ち続ける女「雪乃」。果たしてこれから「神崎」と「雪乃」の二人を待受ける運命やいかに! 「MATRIX AISA」の続編「マトリックスエイジア・リローデッド」を乞うご期待!!

雪乃ちゃん、マジでこの作品の続編作りますか?(爆♪)


■ 注意書き

本文中の写真一枚目がセピア色なのは、リバイバル作品って言う意味でこうしました。
また二枚目は、あくまでもイメージです。この写真の人は、渡辺雪乃さんなんですよ。
誰それ? と思うでしょうが、顔は神崎雪乃さんで、体は渡辺理緒さんです。(爆♪)
雪乃ちゃんの顔は「影炎」のやつで、渡辺理緒さんの体は、公式ページのギャラリーの
中から、「花魁」のベットを踊る渡辺理緒さんの写真を取って来て、左右反転させてから
使ってます。一応アイコラになるので、正直に書いて置きます。



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