もずのわくわく劇場日記 No.141


アンサンブルローズ2005年 6月 10日 川崎ロック座

新庄愛&渡辺理緒 TEAM SHOW!
アンサンブル・ローズ レパートリー
Vol.5

「運命の二重奏(ディユエット)」

                      ロビーレポート編


渡辺理緒と新庄愛の二人による絶妙のチームショー、「アンサンブル・ローズ」は、今をさかのぼる事、五年前の西暦2001年6月10日、川崎ロックに於いて誕生し、今年で早くも五周年を迎えた。拍手!

結成当時から、つぶさにそのステージを取材している専属レポーターの私は、この「アンサンブルローズ」にとって、すでになくてはならない、スタッフのうちの一人になっている。ストリップ劇場で行われるショーと言うのは、「生ライヴ」そのものであり、同日・同週・同メンバーと言えども、二回として同じステージは存在しない。

それは、踊り子が120%の完璧なダンスを踊ったとしても、ステージとしては必ずしも100%のものとは言えないからだ。どう言う事かと申さば、ストリップ劇場でのステージを、完全無欠のエンターテイメントとして、創り上げるファクター(要素)としては、踊り子の完璧なダンス、パフォーマンスはもちろんの事、踊り子の持つポテンシャルを十二分に発揮できる器としての劇場、音響・照明・司会進行の人的レベルの高い劇場スタッフ達。

そしてそう言う劇場に集う「客」のインテリジェンスつまり、楽しみたいと思う積極的な姿勢を持つ意識レベルの高い優良客たち。さらに忘れてならないのは、ステージとお客との間を上手に取り持って、双方のポテンシャルを最大限に引き出してくれるいわゆる「応援さん」の存在だ。

これらのうち、どのファクターが欠落しても、完璧なパフォーマンスを発揮する伝説的なステージは生まれないのである。私が言うところの「完璧なステージ」と言う物は、これらのファクターがすべてタイミング良く、劇場の中にフォーカスされた状態の事を言っているのだ。

新庄愛がすごいだけではない。渡辺理緒だけがすごいのでもない。
ましてや、アンサンブルローズだからすごいのではない。

踊り子と言うのは、宇宙戦艦ヤマトの波動砲のようなものである。

お客や劇場スタッフ、常連さんや応援さんの持つエネルギーを、まるでパラボラアンテナのように、自分の身体に集め、その蓄積されたエナジーをステージで爆発させているのだ。つまりお客自身に積極的なエナジーが無ければ、踊り子は爆発出来ない。また、応援さんもしかりである。

ENSEMBLE ROSE「アンサンブルローズ」の場合。
そのようなエネルギーを大量に必要とするしその分、爆発力は当然、ものすごいのだ。

つまり、アンサンブルローズのステージがすごくパワフルなのは、みなさんのエネルギーが、アンサンブルローズをそうさせているためなのだ。

どのような伝説的なステージであれ、それをビデオカメラで録画する事は、お客には許されない不法行為である。

しかし、せめてそのステージがどのようなものであったのか、知りたいと言う知的欲求は、ストリップファンなら誰にでもあるし、それを書き残して後世に伝えたいと言う想いもある。

アンサンブルローズにとって、なくてはならない存在と、あまりにも不遜な物言いで恐縮ではあるが、チームレポート、観劇レポを書いている人は、あまた存在しても、その誕生から今現在まで、活動の記録を書き続けている者は、おそらく私意外にはいない。

だからこそ、あえて「専属レポーター」と言わせていただく。

蛇足:イベントで不甲斐ないスピーチをしたもずさんは、こんな所でリベンジを企んでいた。
   執念深いか? (^o^) ははは♪



アンサンブルローズ・デビュー五周年の、記念すべきチームショーの裏側


ロビーでは、応援さんによるリボン巻きショー? が行われていた。
いつもならリボン巻きは、劇場入口横の広場でするのだが、あいにく今日は雨降りである。
劇場側の配慮で、今日はロビーでのリボン巻きが許可されているのだ。

リオ隊のとあるリボンさんが、黙々とリボンを巻きながらつぶやく。

「今日は楽日やろ、せっかくのチームショーで、じっと見ているだけと言うのも寂しくないか? あぁ、無闇に投げたいから投げるちゅー訳ではないんよ、でもやっぱ、あれだけのステージやろ? ベットやラストの盛り上がりくらい投げてもええんとちゃうやろか?」

新庄隊のとあるリボンさんが、それに応える。

「楽日だから、何でもありですよ。(爆♪) なんならオープニングから投げたら?(笑)」

常連さんが突っ込む。

「○○さんのリボンは、芸術的だもん。むしろ投げて当然と言うか、あのピンポイントでのサクラはまさに職人芸ですよ。○○さんのリボンはステージの一部になっているから、リボンが飛ばないとショーにならないと言っても過言じゃない。」

ロビーの一同爆笑♪

「あのなぁ、そう言う風に言ってもらえるのは、ホンマうれしいねん。でもなぁ、常に自分がいて当たり前、投げて当たり前と思われてる。(笑) 」

さらに突っ込む常連さん。

「いや、リオさんや新庄さんのショーは素敵ですけど、○○さんのリボンなかったら一味足りないって感じなんです。リボンを投げる人はたくさんいるんだけど、やっぱ専属リボンさんが投げるリボンは、タイミングも演出効果も全然別格って言うか、ステージと一体化してるから、見ていていると踊り子さんのノリがまったく違う。信頼感って言うのか、ここでこう来る、ここでこう行くみたいな、テレパシーでステージの上と客席下で、会話してるんじゃないか? って思ったりする。(笑) 」

リボンさんの方がその話を聞いて、むしろ関心してる。

「まぁ、長い事やっとるし、踊り子さんの方も踊りながら、ココよ! ここ! って思ってるのは伝わって来るけどね。(爆♪) ○○ちゃんの所なんかは、結構指令飛んでるよね。」

新庄隊のリボンさんは、苦笑しながらリボンを巻いている。

そう言えば三年前のアンサンブルローズの時、指示が飛んでいた事を私は思い出した。

「あのね、あそこでリボン投げてもいいからさ。」

それを聞いたリボンさん達は、ぎょっ! として顔を見合わせていた。

「なにィ? 投げてもいい? その、[てもいい] って言うのは、投げろって言う意味やろ?
そんなには投げられんって! 巻くのが間に合わんわな。(爆♪) 」

それを聞いていた他の姫の応援さん達は、笑いながら「大変やね、巻くの手伝おうか?」と言って、リボンさん達総出でリボンを巻いたと言う、応援さんが応援さんを応援すると言う、微笑ましい? 光景を私は見た事があった。

結論!「良いステージと言うのは、踊り子を中心として、みんなで創り上げるものである。」

うん、我ながら中々うんちくのある言葉だ。(爆♪)

それにしても今日のリボンの仕込みは、すごいぞォ〜!

アンサンブルローズ・ステージレポへ続く・・・



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