もずのわくわく劇場日記 No.160-4


2006年 8月20日 ライブシアター銀映 楽日

史上最強のチーム・アンサンブルローズ!続きの続きの続き♪
 ファイナル作品「エリザベート」もはやストリップを超えた伝説的名作!
  いまライブシアター銀映の舞台で涙の封印? 新庄愛は? 渡辺理緒は?
   これからどうなる! どうする!
    非常に危険なので、夜中に決して一人で、見ないで下さい!
     期間限定・超豪華特典付きレポートここに公開!


さぁ、第二景の始まり。と、行きたい所ですが、その前にちょっと補足を入れておきます。
と言うのは、一景と二景との間が、ストーリーがゴソッ! っと、はしょられているので、一応物語についてあらすじを書いておかないと、この後の意味が分からなくなる。うん、エリザベートの話を知らない人のためにね。
ストーリーを知っている人は、読み飛ばしてもらってかまいませんです。

幼い頃より「シシー」の愛称で呼ばれたエリザベートは、母のルドヴィカ、バイエルン王家の出で、姉はオーストリア皇帝、フランツ・ヨーゼフの母・ゾフィーその妹。父はただの貴族階級、公爵・マクシミリアンと言う両親の元で生まれた。

母のルドヴィカはエリザベート(シシー)に家庭教師を付け、厳しく教育をしたのだが、父のマクシミリアンは堅苦しい貴族のお付き合いが大嫌いで、自由奔放に狩りや、曲芸、音楽を楽しむ自由人。そんな父のDNAを引き継いだのか、エリザベート(シシー)は、家庭教師と勉強するよりも、父と一緒に狩りや曲芸、音楽を好み、度々家を抜け出すおてんば娘に育ち、自由を愛する活発な子供として育った。

エリザベート(シシー)はある時、いつものように家庭教師の授業を抜け出し、高い立ち木と立ち木の間に張ったロープの上を、みんなが見ている前で綱渡りし、見事に転落。頭を強く打ち、死線をさまようハメに・・・

意識を失って夢うつつの中で出会ったのが、「死」を司る黄泉の国の帝王・トート閣下。
これから死んでしまうエリザベートに、「死の接吻」をして引導を渡すために、黄泉の国からやって来た。ところがだ、このトート閣下は、エリザベートを見た瞬間、一目ぼれ。10万42歳という自分との年の差はかえりみず、幼いエリザベートと結婚したいと血迷った事を言い出した。ロリコン趣味だったんだね、きっと。

エリザベートに「死の引導」を渡すべくやって来て、エリザベートの命を黄泉の国へ持ち帰らねばならぬと言うのにだ、すっかり自分の仕事を忘れ、ここで死ぬはずだったエリザベートの命をエリザベートに返してやった。その代わりに生きたままオレの事を愛するのだと、わけの分からない事を言い出した。

だが、ここでオレと出会った事やオレの事について、生き返ったお前は何も記憶に残らない。しかしオレはずっと闇の中に潜み、お前の事を見ている。決してオレの事を裏切ってはならないのだ。と、ふっ!とひと吹きエリザベートに息を吹きかけると、エリザベートは生き返ったのである。

トート閣下の気まぐれでこの世に生き返ったエリザベートは、見目麗しき絶世の美女となって成長した。そしてある時、エリザベートの姉、ヘレネにオーストリア皇帝・フランツヨーゼフとのお見合いの話が持ち上がった。もちろん、エリザベートの母、ルドヴィカとオーストリア皇帝・フランツヨーゼフの母、ゾフィー皇太后の姉妹が仕組んだ政略結婚のお見合いで、エリザベートはその見合いの席に同席することとなったのだが、これがそもそも不幸の始まり。

オーストリア皇帝・フランツヨーゼフとエリザベートは、いとこ同士。幼い時から一緒に遊んだ事もあり、成長してからのエリザベートに、フランツヨーゼフは会った事がなかったのだが、久々にこのお見合いの時に再会し、すっかり美しくなったエリザベートに一目ぼれ。自分のお見合いの相手・ヘレネには目もくれず、今夜はエリザベートと一緒に踊ると宣言。一緒に踊るというのはつまり、結婚するって事よ。

この時エリザベート17歳、フランツヨーゼフ19歳だった。結婚する相手が違う!と周囲の者達は異論を唱えたが、フランツヨーゼフの意志は固く、エリザベートに皇帝のお妃になると言う事はどう言う事か理解してくれるねとプロポーズ。エリザベートもそのプロポーズを受け入れてしまう。

さて、怒ったのは黄泉の国の帝王・トート閣下。フランツヨーゼフと結婚させるためにお前に命を返したわけではないぞ!と激怒した。お前がそのつもりなら、オーストリア帝国・ハプスブルク家を滅亡に追い込んでやる! そして必ずやエリザベートを我が妃に迎えてみせる!とハプスブルク家に対して憎悪の念を燃やす事になったのだ。

一方、エリザベートはと言うと、フランツヨーゼフと結婚したまでは良かったが、自分の計画とは違う相手、エリザベートに不満タラタラの姑・ゾフィー皇太后。早速嫁いびりが始まった。エリザベートにたいして、あーでもない、こうでもないと、言いがかりを付け、いたたまれなくなったエリザベートは、夫のフランツヨーゼフにあのバァさんを何とかしてくれと言うが、マザコン皇帝・フランツヨーゼフは、母上の言う事はみんなこれからのキミのためになる事だから、素直になって母上の言う事に従ってくれと、聞く耳を持たない。

なんなのこの人? 私の事なんてど〜でもいいわけ? あなたに頼った私がバカだったわ、私は私。宮殿の中でも私は自由にやって行くわ! ふん! って事で、夫を拒絶し部屋に引きこもるエリザベート。それを闇の中から大爆笑しながら見ていたのが黄泉の国の帝王・トート閣下。さぁ、そろそろ私の出番だとエリザベートの前に現れるが、自立してしまった強い女・エリザベートにあっけなく拒絶される。まったく情けない事に、黄泉の国の帝王たるトート閣下も、エリザベートから出て行け! と言われて「くそ!何て鼻っ柱の強い女なんだ!死にたくなったらいつでもこの短刀を使え!」と、短刀を残してスゴスゴと家に帰って行った。


では第二景・「私だけに」の始まり始まり〜♪

光り満ち溢れるステージの上で、エリザベート・新庄は倒れこんでいた。
美しい音楽が流れる中でゆっくりと顔をもたげたエリザベート・新庄は、はるか彼方、遠くに視線を投げかけて物思う。

♪嫌よ、人目にさらされるなど、話す相手、私が選ぶ
 誰のものでもない この私は
 ありのままの私は、宮殿にはいない
 誰にも束縛されず、自由に生きるの



と、トート閣下が残していった短刀を手に取り、エリザベート・新庄はそれをシゲシゲと見る。このシーンの新庄愛は、本物のエリザベートなんじゃないかと、見まごうばかりの美しさ。私はずっと瞬きもせずに新庄愛の見入る。

♪たとえ王家に嫁いだ身でも、命だけは預けはしない
 私の命、ゆだねるそれは、私だけに・・・

そっと階段に腰を下ろし、抜き身の短刀を両手に持って、その決意を短刀に込めてそっと立ち上がり、自分のノドを刺すようにして気絶する・・・

いいいね〜♪ この場面。何で気絶しちゃうのか良く分からないけど、こう言う気の強いわがままな女ってのも中々味が濃くってわたしゃ好きですねぇ〜♪ とにかくビジュアルが美しい! 光り満ち溢れるその中でエリザベート・新庄の純白のドレスがまばゆく輝き、言うだけ言ったら気絶・・・(爆♪)

シリアスな新庄愛の演技力がフューチャーされた名場面です。




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