もずのわくわく劇場日記 No.160-6


2006年 8月20日 ライブシアター銀映 楽日

史上最強のチーム・アンサンブルローズ!続きの続きの続き♪
 ファイナル作品「エリザベート」もはやストリップを超えた伝説的名作!
  いまライブシアター銀映の舞台で涙の封印? 新庄愛は? 渡辺理緒は?
   これからどうなる! どうする!
    非常に危険なので、夜中に決して一人で、見ないで下さい!
     期間限定・超豪華特典付きレポートここに公開!


後半

ほら、もずさんの席はアソコ。まだアンサンブルローズの記念品のマグカップ、もらってないんでしょ? 後ろで見てるともらえないよ? ヒョイ♪ ってリオさん投げるから、しっかり受け止める準備しておかないと割っちゃうぞ。昨日受け止めそこねて一個割っちゃった人いたからさ。(玉さん談)

マグカップかぁ、キッチュ! の場面で投げるヤツだな? まだもらってないようぅ・・・ってかさ、なんか今回リオ隊のメンバー、みんなおそろいのスタッフポロシャツ着て応援してるじゃん? ソデのところに、Rio Wanabe Staff って刺繍で入ってる黒いポロシャツ。

シロさんも、玉さんも、たっちゃんも、DEKIさんも、あきらさんも、その他の人も・・・
おそろい♪

通常は地味であんまし群れたがらない「リオ隊」なのに、やっぱ最期の応援活動と言う事もあって、みんな意識したんだね。とってもその気持ちは良く分かるよ♪ すごく良く分かるんだけどォ・・・
なんでオレには無いの? ってか、そんなのいつ作ったの? 聞いてねぇ〜よ? オレって、リオ隊じゃないの? (爆♪)

いいよ、いいですよ、スタッフポロシャツ無くっても。
マグカップもらったら全て水に流してあげるから。

と言う訳で、すっかりイジケたもずさんは、あの場面で記念マグカップをリオさんから投げてもらおうと、客席を前進! その時が来たらすぐにもらえるようにスタンバイしての観劇だった。

さぁ〜、リオ・ルイジ・ルキーニ! いつでもおいで♪ 私はここよ♪ わくわく♪ わくわく♪ (^o^)


第五景 最期の証言

暗転での場面転換から、スパッ! とステージに明かりが浴びせかけられた。
ステージに登場したのは渡辺理緒、二役目の役どころはイタリア人テロリスト、ルイジ・ルキーニだ。そう、エリザベートのオープニングでは姿を現さずに、声の出演だけで、黄泉の国の煉獄で裁判を受け、裁判官にゴチャゴチャと釈明していた被告人の男。

ど〜だい、みんな! ウィーンの新しいみやげものさぁ〜♪

♪皇帝と皇后の顔のマグカップ〜 人は知らない悲しみをおさえたほほえみを〜
 100年後にはこんな物が、すごい価値を呼ぶ、お買い得だ!
 キッチュ! 100年後には キッチュ! コレクターズアイティム♪

「おい! ほらよ!」

そう言ってリオ・ルイジ・ルキーニは、いち、にの、さぁーん! で手に持っていた四〜五個のマグカップを、一個づつお客に放り投げてプレゼントする。来たぞ! 私は真剣な眼差しで、出来るだけ盆にズルズルと近づき、リオさんを見上げながら目と目が合うように、視線を送リ続けたのだが・・・

悲しい事に、こんな時に限ってリオさんはこっちを向いてくれない。
カップの残り3個・・・ はぁ・・・残り2個・・・ 最後の1個・・・
みんな盆まわりの一般客がカップ持って行った。(ToT)

トホホ・・・ 手ぶらで立見席にスゴスゴと足取り重く戻るリオ隊、もずさん・・・
エリザベーーーーーーーート! しょぼ〜ん・・・

♪皇帝夫婦のスレ違いは続いてた・・・ずっとね!
 100年後には珍しくないけど、当時はキッチュ!な夫婦・・・
 夫は妻に何を、妻は夫に何を求めた? エリザベートの愛は、どこにあるの・・・
 夫は妻の旅先を訪ねた キッチュ! 永遠のスレ違い夫婦、はっはっはっ♪

笑い事じゃねぇ〜つーの、ウチらもキッチュ! な踊り子と応援隊じゃん。( ̄^ ̄)
まぁ、いいけどサ・・・

時間だルキーニ! 間もなく閉廷するぞ。

待ってくれよ! まだ終わっちゃいない!

リオ・ルキーニは高い所を仰ぎ見るように振り返り、声だけの裁判官に訴えかけた。

皇帝が皇后を愛していたから殺害したとでも言うのか!

裁判官が声を荒げる。それに対してリオ・ルキーニは含み笑いをしながらふてぶてしく言う。

そ〜とも言える。(はぐらかすな!)まだ最後の証言が残ってるぜ、さぁ〜!

渡辺理緒の究極のクチパク演劇、マーベラス君も真っ青。(笑)

ルイジ・リオ・ルキーニの回想録。最後の証言が始まった。

う、うあぁ・・・ とあくびをするようにリラックスして、ルイジ・リオ・ルキーニはカミテに用意されてる新聞を拾い上げた。

「お〜い! 船がでるぞぉ〜?」とナレーション。

ステージの中央で拾った新聞を広げ、とある記事に目を留めて読みふけるリオ・ルキーニ。

 1898年9月10日、ジュネーブ・レマン湖のほとり。それは素晴らしく晴れ
 上がった日だった。オレは拾った新聞でエリザベート皇后が来ている事
 を知った・・・

 新聞を振り上げて興奮するリオ・ルキーニの後ろでは、カミテから黒い
 ドレスに、黒い日傘を差したエリザベート・新庄愛が歩いている。
 エリザベートは息子の死からその「喪」に服すと言って、いつでも、
どこへ行くにも黒いドレスを着ていたのだ。

シモテの端でエリザベート・新庄愛は日傘を閉じ、姿無き供のスターレイ夫人に言う。

「急ぎましょう、船が出てしまうわ。」

エリザベートの姿を発見したリオ・ルキーニは、気づかれないようにカミテに潜む。小走りにカミテに向かって歩き出すエリザベート・新庄愛。
その時! ウォ〜ッ! 男のうなり声が聞こえ、何者かがエリザベートに向かって突き進んで来た。その声に反応したエリザベートに、光るナイフのようなものが見えた。「殺される!」とっさにそう思い、手に持っていた日傘で男の腕をさえぎった!

一瞬! 男はひるんだが、すぐに体制を調え、さらに腕を振り上げてナイフをエリザベートに向け、体ごとぶつけるように・・・

「あぅ!」 男の持つ鋭いナイフは、エリザベートの胸を貫いた! 「キャァ〜!」女の悲鳴が聞こえる! エリザベート・新庄愛は後ろへ一歩下がり、背中をのけぞらせて倒れ込んだ!


音声:皇后さま! しっかり! 皇后さま!


 リオ・ルキーニはたった今、エリザベートの心臓を貫いたナイフを持っ
 たまま、あははは・・・あははは・・・と狂ったように笑っている。
 良く見るとこのナイフ、「死にたい時にはこれを使え!」 と、以前エリ
 ザベートに拒絶された時、トート閣下・渡辺理緒が残していったナイフ
 ではないか! それがなぜ、リオ・ルキーニの手の中に?

 ×○※▲・・・アモーレ! リオ・ルキーニはそう絶叫した。
それは何に対して、誰に対してそう叫んだものか。
ステージは暗転となり、第五景は終わる・・・




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